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20121/1/30 乾燥する冬は特に注意 ドライアイ ●東京新聞1月17日付 目の表面が乾き、傷が付いたり不快な症状が出たりする“ドライアイ”。目の表面は涙腺から涙液が分泌され、まばたきで行きわたるため常に潤っているが、涙液が足りなくなると、目を潤す作用や傷を治す力、感染から目を守る力などが低下、物が見えにくくなることもある。パソコン、携帯電話やゲーム機の画面の凝視でまばたきが減ったり、エアコンで乾燥したオフィスで長時間過ごしたりすることが一因で、コンタクトレンズも、眼球に密着して涙液の流れを変えたり、アレルギーによる乾燥を引き起こしたりする。 ドライアイが軽症の場合は、市販の点眼薬を使ったり、部屋に加湿器を置いたりして対処する。パソコン使用時は1時間ごとに10〜15分の休憩を取ることや、目を温めることも効果的。コンタクトレンズを使うときは、乾きにくいモイストタイプを選ぶといい。セルフケアで良くならないときは、眼科を受診する。診断の際は自覚症状のほか涙液の量、目の表面の傷などを診る。治療には人工涙液の点眼薬や、潤い成分であるヒアルロン酸の点眼薬などが使われる。 住宅の耐震補修 エコポイント制度引き継ぐ ●毎日新聞1月12日付 東日本大震災を受け、耐震改修を新たに対象に加えた『復興支援・住宅エコポイント』の申請受け付けが1月25日から全国で始まった。10月末までの着工が対象。今回の制度は、昨年7月末で一旦終了した住宅エコポイント制度を基本的に引き継ぐもの。省エネ基準に適合する住宅の新築の場合、従来は全国一律30万ポイント(=30万円分)だったが、新制度では被災地は30万ポイント、被災地以外は15万ポイントになる。窓の断熱改修などのエコリフォームの場合、従来と同じ上限30万ポイントだが、同時に耐震改修を行えば、15万ポイントが加算され、上限45万ポイントに拡大される。地方自治体の耐震改修補助制度との併用も可能。リフォーム瑕疵保険に加入した場合は、30万ポイントの範囲内で1万ポイントが加算される。ポイント交換は従来通りエコ商品のほか、被災地の産品に交換出来る。さらに、耐震改修には税金のメリットもある。2013年末まで改修工事費の10%相当額(上限20万円)が所得税から控除され、2016年までは固定資産税も減額される。 では、実際にかかる費用は…。一つの目安として、家全体の耐震改修工事費用を200万円とすると、平均的な自治体の補助金は50万〜60万円で、自己負担は140万〜150万円とされる。本格的な工事ではなく、『耐力壁』を使うなど部分的な補強で耐震性を高める方法もある。その場合でも補助を出す自治体があるため、まずは地元自治体に問い合わせることが肝心だ。ちなみに、部分補強の平均的な工事費は75万円。補助制度があれば、25万〜40万円程度が補助されるため、自己負担を50万円以下に抑えることが可能となる。 2011/11/21 睡眠時無呼吸症候群 心疾患引き起こす恐れも ●毎日新聞11月4日付 寝ている間に呼吸が何度も止まって熟睡出来ず、日中に激しい眠気に襲われる『睡眠時無呼吸症候群(以下、SAS)』。主な原因は、舌の根元が喉に落ちて気道を塞ぐこと。肥満傾向の人は気道の周りや舌に脂肪がつき、気道が塞がりやすい。しかし、やせているからといって安心してはいけない。例えば、下あごが引っ込んでいる人(下顎後退)はあおむけで寝ると舌が下がり、気道が塞がりやすい。 専門家によると、『国内に少なくとも200万〜300万人の患者がいると推定されるが、CPAP治療(※鼻にマスクを装着し、気道に空気を送り込む装置を使った治療)をする患者は約20万人にとどまっている。埋もれている患者を掘り起こすためにも、まずはセルフチェックから始めてほしい』という。なお、学識者や企業などでつくるSAS広報委員会では、ウェブサイト(http://www.greenpillow.jp)で、セルフチェックや配偶者らによるパートナーチェックの方法を公開、SASの確定診断が出来る全国の医療機関約690ヵ所も紹介している。SAS広報委員会作成のSASセルフチェックは、以下の通り。@しょっちゅう(常習的に)いびきをかく…1.5点、A肥満傾向がある…1.5点、B高血圧(高血圧の薬を飲んでいる)…1.5点、C昼間の眠気、居眠りで困ることがある(仕事中や会議中、運転中など)…1.5点、D寝付きは悪くないが夜間の眠りが浅い、もしくは、しばしば目が覚める(トイレで目が覚める場合も含む)…1点、Eいくら寝ても朝疲れが取れていない感じがしたり、朝しばしば頭痛がある…1点、Fお酒を飲んでいない日でも、夜間寝ている時に息が止まる日がある…3点。以上、各項目に当てはまった点数の合計が0〜2.5点の場合、『SASの可能性は低いが、体重増加やいびきが増えるなどの変化が表れてきたら注意』とされ、合計3点以上の場合は、『SASの可能性が高い。SAS対応の医療機関で早急に診察を』とされる。 感染症の報告例増加 マイコプラズマ肺炎など ●東京新聞11月12日付 マイコプラズマ肺炎やインフルエンザなどの感染症の報告例が目立ち始めているという。マイコプラズマ肺炎は呼吸器感染症の一つ。感染経路は、唾液などが飛んでうつる飛沫感染や、飛沫の付いた手などが触れてうつる接触感染。治療には抗菌薬が使われるが、近年、これまで最初に投与されてきたマクロライド系薬の耐性菌が増えていることが専門家の調査研究で判明。薬が効かず症状が長引き、感染が広がっていると見られる。 インフルエンザもそうだが、こういった感染症は感染を広げないことが重要。発症していなくても感染していることは多く、人にうつさないことを第一に考えるべきだ。ワクチン接種は11月中に済ませたい。咳やくしゃみは他の人から顔をそらせ、マスクをするなどの“咳エチケット”、手洗いの徹底といったことも大切だ。また、処方された薬は自己判断でやめてしまわず、感染を広げないよう、服用期間をきちんと守りたい。 |
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2011/10/10 ふんわりアクセル エコドライブのコツ ●東京新聞9月26日付 『いくら性能の良いエコカーに乗っても、運転技術によって燃費はかなり変わる』(専門家)。環境に優しく燃費もいいエコカーでも、エコドライブの鍵を握るのはドライバーの心掛けというわけだ。 運転姿勢は深く腰かけ、お尻をシートに密着させるのが基本。エコドライブではアクセル操作が肝心。爪先だけの操作では強弱を付けにくいので、かかとをアクセルペダルの近くに来るようにすると良い。『車の走行は発進、巡航、減速、停止の繰り返し。その中で最もエコドライブの効果が出やすいのは発進時。緩やかな発進を心掛けたい』(同)。具体的には、最初の5秒で時速20キロが目安。“ふんわりアクセル”を実践するだけで燃料消費が約10%減るという。 巡航時は車間距離を十分に取り、アクセルの踏み加減を一定に。『高速道路では、時速80キロを保って走るのが一番燃費がいい』(同)。 減速時は、赤信号などでの停止位置を予測し、早めにアクセルから足を離し、エンジンブレーキを活用する。 また、運転技術以外にも、@タイヤの空気圧を適正に保つ、A不要な荷物を積まない、B出掛ける前に交通情報を調べる…など、心掛ければ実践出来るエコドライブ術がある。 なお、専門家は、『エコドライブは安全運転と表裏一体』、『エコドライブを意識すれば注意力が上がり、安全運転につながる効果も期待出来る。無理せず、継続することが大切』としている。 秋は用心を 腰痛 ●毎日新聞9月30日付 一気に秋が深まり、風が冷たく感じられるこの時期、腰痛が起きやすいという。というのも、腰痛は季節の変わり目に出やすいため。特に、寒さに向かう秋口は注意が必要だ。夏は暑さで筋肉が緩み、正しい姿勢を保ちにくく、体全体のバランスが悪くなりやすい。そうした状況で、秋に向かい涼しくなると、骨盤のゆがみが顕著になり、腰痛につながるという。 腰痛は背骨の腰部分にある腰椎(ようつい)がずれ、周辺の神経を圧迫することで起きる。体のバランスが崩れると首や肩、背中の筋肉が過度に緊張したり、腹筋が緩むため、骨盤がゆがんで腰痛の原因になる。 骨盤のゆがみの原因として専門家は、@同じ姿勢でのデスクワーク、A5cm以上のヒール、B寝ている時に奥歯をかみしめる、C老化に伴う筋肉の緩み、D運動不足…の5つの要因を挙げる。 これらの対策としては、寒くなると血液の循環が悪くなり、体が凝りやすくなるので、痛い部分はカイロなどで温める。入浴はシャワーで済ませず湯船につかり、体を冷やさないようにする。女性の場合、靴はヒールが5cm未満のものを選ぶ。規則正しい生活と栄養バランスの良い食事を心がける。市販の骨盤を支えるベルトやインナーなどの利用や、一日40分程度のウォーキングも骨盤を整えるのに効果的だという。 |
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2011/9/19 “放射線に効く”は本当!? 効果は動物実験中心 ●毎日新聞9月13日付 放射線が人体に与える影響を減らすための様々な情報がインターネット上などで飛び交っている。『味噌がいい』、『ビタミンCが効く』など各種の情報は、どの程度信頼出来るのだろうか。 よく知られているのが、『玄米とみそ汁、海藻の食事には効果がある』という説。1945年8月9日、長崎に原爆が投下された後、長崎市内の病院の医師だった故秋月辰一郎氏が献身的に進めた食事療法が基になっているようだ。秋月氏は塩をふった玄米のおにぎりや、ワカメやカボチャなどをたくさん入れた濃いみそ汁を患者らに勧め、砂糖の摂取を禁じた。この食事療法を実践した人たちが、『長く生き延びた』とされている。また、味噌を食べると放射線の障害を軽減出来るとの説はほかにもある。渡辺敦光・広島大原爆放射能医学研究所元教授らが1990年代に実施したマウスの注目すべき実験がある。乾燥させた赤みそを10%混ぜたえさをマウスに1週間食べさせた後、放射線の一つであるX線(6,000〜1万2,000ミリシーベルト)を照射したところ、普通のえさや食塩を混ぜたえさを食べたマウスに比べ、小腸の細胞がより多く再生されたという。発酵時間が長く熟成された味噌ほど再生の効果が高かった。なお、この詳しいメカニズムは分かっておらず、X線を照射した後に味噌を食べさせた実験では再生効果はなかった。 抗酸化作用のあるビタミンCが放射線障害を防ぐ、との説もある。防衛医科大などの研究グループは、マウスに大量の放射線を当てた場合、事前にビタミンCを与えておくと、胃腸の粘膜がはがれ落ちる度合いが減って生存率が上がる、という実験結果を昨年発表した。ビタミンCが放射線の急性障害を軽くしたといえる。海外でも、ビタミンCの事前投与でマウスの精子の生存率が上がるなど、ビタミンCの効果を示す動物実験の報告例が多数ある。 『食物繊維の一種であるリンゴのペクチンがよい』という説はどうか。チェルノブイリ原発事故で被ばくした子供たちの治療の一環として、ウクライナの学者グループがリンゴなどに含まれるペクチン(一日2g)を加えた食品を18〜25日間与える試験をした。ペクチンを摂取した子供たちは、比較のため偽の食品を摂取した子供たちより、体内のセシウム量が減少、『ペクチンがセシウムと結合して排せつを促した』とされた。この結果を疑問視する専門家もいるが、ペクチンの作用を約30年間研究した田澤賢次・富山大名誉教授は、『人の試験なので貴重なデータ。水溶性ペクチンは加熱すると増えるので、電子レンジでリンゴを温め、一日1〜2個食べれば効果的ではないか』と話す。ただし、ペクチンの取り過ぎは有用ミネラルを減らすため注意した方がよい。 なお、各種のサプリメントに関する情報も多いが、動物実験が中心で、人に応用出来るほど科学的根拠が確かなデータはほとんどない。とある専門医は、『低線量の放射線で問題になるのはがんになる可能性。がんを促す喫煙、食べ過ぎ、紫外線、運動不足などに注意すれば十分では』としている。 |
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2011/8/29 脳梗塞発症を予防するには… TIAの認識必要 ●毎日新聞8月14日付 がん、心筋梗塞(しんきんこうそく)に次いで、日本人の死亡原因の第3位、寝たきりになる原因では1位を占める『脳卒中』。脳卒中は、@脳梗塞、A脳出血、Bくも膜下出血の総称だが、うち約75%を占めるのが、脳の血管が詰まって神経細胞が壊死する『脳梗塞』。その脳梗塞の前兆として『TIA(過性脳虚血発作)』がある。TIAは、頸動脈など太い血管にできた血の塊(プラーク)の一部が血流で流され、細い脳の血管に詰まることで発症する。舌がもつれ、言葉が一時的に出なくなったり、片側の腕の力が抜けたり、視界が暗くなったりというのが代表的な症状。血栓は自然に溶けて血流が再開するため、症状は数分〜十数分で消失するが、依然、プラークは残るため、その後、再び脳の血管が詰まり、3ヵ月以内に15〜20%の人が、更にその半数が48時間以内に脳梗塞を発症する。つまり、このTIAという前兆の段階での対処が重要ということだ。 前兆の段階で患者を救えるかどうかは、最初に診察に当たる医師がTIAと判断出来るかどうかにかかっている。血圧や問診でTIAを把握する方法で代表的なのが、2007年に考案され、欧米で利用されている『ABC2Dスコア』という診断の指標。A(age=年齢)B(blood pressure=血圧)C(clinical features=神経学的所見)D(duration=継続時間)D(diabetes=糖尿病)の5項目で症状を点数化し、合計によって脳梗塞発症のリスクを評価する。日本でも、5項目の評価で3〜4点以上あれば、TIAの可能性があるといい、『TIAを見逃さず捉えることの重要性は、かかりつけ医だけでなく、患者や家族も十分認識する必要がある』(専門医)。 がぶ飲み危険 清涼飲料 ●東京新聞8月16日付 暑い日の水分補給は大切だが、糖分の多い清涼飲料水の取り過ぎで高血糖状態になる『ペットボトル症候群』と、酸で歯が溶ける『酸蝕症』にならないよう、飲み物選びには注意が必要だ。ペットボトル症候群の正式名は、『ソフトドリンクケトーシス』。糖分の取り過ぎでインスリンの供給が間に合わず、高血糖状態になる。進行すると全身倦怠や意識障害、体重減少などを起こし、命を落とす場合もある。注意が必要なのは肥満の人、家族に糖尿病患者がいる人、血糖値が正常より高い人、高齢者。3度の食事をとっていれば、ほかに必要な水分は一日約1.5リットル。『日本人は食事で塩分を十分に取っており、こまめに水や麦茶などを飲めば大丈夫。糖分の取り過ぎは、ビタミンB群の不足から、だるさなども引き起こす』(専門家)。 一方、『酸蝕症』とは、酸によって歯のエナメル質や象牙質が溶かされること。食べ物や飲み物、食品添加物に含まれる酸が原因で、酢やかんきつ類のほか、清涼飲料水でも起きる。予防法は、@酸性の飲食物を取る回数を減らす、Aストローを使って飲み物が歯に触れないようにする、B飲食後にうがい、C飲食後30分以上たってから歯磨き…などだ。 |
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2011/8/1 コツを押さえて 歯磨き ●東京新聞7月5日付 虫歯は、@歯の質、A口の中にある糖質、B口の中の細菌…の3つの要素が重なって出来る。つまり、虫歯予防には、各要素への対策を組み合わせるといい。歯質の強化にはフッ素が有効。最近は、ほとんどの歯磨き剤がフッ素配合だが、すすぐと取れてしまうため、専門医は歯磨き後にフッ素ジェルを歯に塗ることを勧める。糖質を減らすには甘いものを控えたり、キシリトールなど砂糖以外の甘味料を使ったりする。 細菌の固まりである歯垢(プラーク)は、歯磨きで取り除く。磨き方は、@磨く前に歯ブラシで歯磨き剤を歯の全面に塗る、A泡立たせて2〜3分磨く、B吐き出して少量の水で口を一回すすぐ。なお、歯垢がたまりやすいのは、歯と歯の間、歯と歯茎の境目、奥歯のかみ合わせなど。意識して磨き、歯と歯の間は糸状のデンタルフロスや歯間ブラシを使うと良い。 歯周病は、歯と歯茎の間の隙間に歯垢が入って炎症を起こす“歯肉炎”から始まる。つまり、歯周病予防は歯垢を取り除くこと。この場合は、歯磨き剤を泡立てず1本1本丁寧に、歯の間も磨く。歯と歯茎の境目に歯ブラシを45度の角度で当て、横に小刻みに動かす磨き方が適しているが、力を入れ過ぎると歯茎を傷つけたり、歯の下の軟らかい部分を削ったりするため、注意が必要だ。 なお、ブラッシング指導に力を入れている専門医は、歯ブラシの毛先を軽く歯に当てる“毛先磨き”を推奨、『きちんと歯垢を取れるので、歯肉炎なら九週間ほどで良くなる』という。ポイントは、@手鏡で口の中を見ながら、A歯ブラシを指先で軽く持ち、B歯の面にブラシを直角に当て、C毛が曲がらない程度の力で、D一本ずつ磨くこと。『ぬれ落ち葉をほうきの先で軽く引っかくような感覚』(専門医)だそうだ。 賢く低温に 冷蔵庫 ●東京新聞7月14日付 節電しつつ、冷蔵庫を上手に使うコツについて、専門家はまず、冷蔵室に食品を詰め込まないようにとアドバイスする。食品を入れ過ぎると、冷気が庫内に行き渡らず、冷蔵庫がフル回転で冷やそうと電力を多く使う。設定温度を“中”程度にして、食品を詰めるのはスペースの六割までが基本。他方、凍った食品自体が保冷剤の役割を果たす冷凍庫には詰め込んでもいい。ドア開閉の回数を少なく、開閉時間を短くするのも大切。 食品トレーなどから水分がこぼれやすい肉や魚、豆腐も置き場所を決め、小まめに清掃する。根菜類には、菌が付着した土が付いている場合がある。土が野菜室内に落ちないよう新聞紙でくるみ、トマトやキュウリなどとくっつかないようにする。また、冷蔵庫の汚れは、消毒用エタノールで。アルコール除菌なら、油汚れも落とせ、アルコールなので多少、食品にかかっても安心だ。『汚れを見つけたら、次に冷蔵庫を開けたときにスプレーでシュッ。その次に開けたときに清潔な布やキッチンペーパーで拭き取ると開閉時間も短く済む』(専門家)。 |
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2011/7/18 予防と対策 熱中症 ●毎日新聞7月3日付 発汗による脱水症状で体温調節機能が落ちることなどで起きる熱中症。未然に防ぐには、また、熱中症になった場合は、どうすればよいのか。熱中症予防のため、環境省は日常の注意点として、@暑さからの退避、A吸汗、速乾素材など服装の工夫、Bこまめな水分補給、C急に暑くなる日への警戒、D体力作り…などを掲げる。また、医師は、『夏の早い時期から散歩などで体力を蓄えながら、汗をかきやすい体質にするなど、暑さに慣れることも大事だ』という。 水分補給する場合、発汗で血液中のナトリウム濃度が低くなる“低ナトリウム血症”になるので、水1リットルに1〜2グラムの食塩を加えて摂取することが有効。アルコールやカフェイン入りの飲料は利尿作用で水分を体外に出してしまうので避ける。高齢者は体内の水分量が少なく、水分摂取の不足などで、逆に“高ナトリウム血症”を起こしやすい。のどが渇かなくても水分の摂取が重要だ。 エアコンもポイント。環境省は設定温度を『28度を超えないように』としている。家電メーカーなどで組織する日本電機工業会は、『扇風機とエアコンを併用して空気を循環させれば涼しく感じる。1度高めの設定で約10%の省エネになる』という。 また、医師によると、『夏の暑さによる体調不良は、常に熱中症を疑った方がよい』とのこと。目まいや立ちくらみ、筋肉の硬直などの症状が出たら、塩分を含んだ水を飲むと同時に、涼しい所へ移動し、安静にしながら、衣服を緩めて風に当たったり、氷を頭や脇の下に置いて体を冷やす。頭痛や吐き気、意識障害やけいれん、手足の運動障害などの症状は、前述の処置のうえ、救急搬送を要請する。 ハーブで虫除け アロマ効果も ●東京新聞7月9日付 虫刺されが気になる季節。アロマセラピーで用いられるハーブの精油の中には、昔から虫よけに効果があるとされてきたものもある。これらを原料に、香りも楽しめる虫よけスプレーの作ってみてはどうか。作り方は簡単。材料は、精製水、無水エタノール(以上は薬局で入手可能)、虫よけに効果があるとされる精油、スプレー式容器。作り方は、@無水エタノール5mlをビーカーに入れる、A精油10滴(1滴は約0.05ml)を@にたらし、ガラス棒でよく混ぜる(※ガラス棒がなければ、未使用の竹ぐしでも可。精油は1種類だけでも、2、3種類をブレンドしてもよい。ただし、合計で10滴を守る)、B精製水45mlをAに入れて、ガラス棒でよく混ぜる、C出来上がったBをスプレー式容器に移す(※遮光性のある容器を使うと、より酸化や劣化を防げる。使う前によく振る)。スプレーは1週間程度で使い切る。保管は冷暗所で。肌や服だけでなく、網戸やカーテンに吹き付けたり、ルームスプレーとしても使える。なお、子ども用には精油の分量を半分以下に。大人でも肌が敏感な人は少量スプレーして試すか、皮膚科に相談を。 |
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2011/7/4 なぜ起きる!? 熱中症 ●毎日新聞6月19日付 人は暑かったり、運動などで体温が上がると、汗を流すなどして体温を調節する。汗が皮膚から蒸発すると気化熱が奪われて体温を下げることが出来る。更に、血液の流れが体内の熱を皮膚の下に運び出し、網目のように広がる毛細血管を流れる間に、外気へ放熱させる。 しかし、発汗による脱水症状が進むと血液が減り、熱を運ぶ機能が下がる。心臓が血流をスムーズにするため心拍数を上げようとしても、高温にさらされて心臓を動かす筋肉に流れる血液も減り、心臓への負担が増す。その結果、体温調節が困難になり体温が上昇。熱中症になりやすくなる。 熱中症の危険性は気温のほか、湿度や日差しの強さなど様々な気象条件が影響する。天気予報の気温は通常、直射日光が当たらない日陰で計測する。このため、『気温30度』と発表されていても、アスファルト上の体感温度はさらに4〜5度高いという。『天気予報の気温が32度を超えると、路上での体感温度は体温を超えているので注意が必要だ』(専門家)。また、梅雨明け直後や梅雨の晴れ間など急に暑くなった時や、風が弱く湿度が高い時は、体が暑さに慣れていないうえ、汗が蒸発しないので、警戒が必要だという。更に、『対策をしているつもりでも、水分や塩分などの補給不足で不十分なケースがある。症状が軽いうちに対処すれば重症化せずに済むので、目まいや筋肉痛など熱中症の症状があれば、早めに医療機関を受診して』と専門家は話す。厚生労働省によると毎年平均で約350人が熱中症で死亡。専門家は、『熱中症の症状やメカニズムを理解して予防につなげてほしい』としている。 上手に除菌と予防 浴室のカビ ●東京新聞6月21日付 菌の一種であるカビ。温度が20〜30度、湿度は80%以上になると増殖しやすい。専門家によると、カビが最も発生しやすい浴室を掃除する際のポイントは、まず、塩素系のカビ取り剤の場合は、必ずマスクとゴム手袋をつける。蒸し暑い季節だが、肌を守るため、出来れば長袖長ズボンを着た方が良い。また、換気扇を回すのも忘れずに。最初にシャワーで汚れを落とし、カビ取り剤をスポンジで壁や床に広げる。カビが多い場所にはカビ取り剤を吹き付けたあと、台所用ラップで覆うと液だれと蒸発を防げる。ゴシゴシこするのは逆効果。薬剤の用法に従って、しばらく時間を置き、浸透させてからシャワーで洗い流す。続いて、中性のお風呂用洗剤を使い、カビ以外の汚れを落とす。シャワーで流したら、タオルまたはスクイジー(ワイパー)で水気を取る。最後に消毒用エタノールもしくは防カビ剤をかければ、その後のカビ取りの回数を減らせるという。 専門化が強調するのはカビ予防。浴室使用後、お湯でせっけんカスなどを流し、続いて水を流す。水も使うのは室温を下げるため。更に、スクイジーで水切りすれば、カビの好物の温度と湿度、栄養を抑えられる。 |
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2011/6/20 食中毒予防 調理の注意点 ●毎日新聞6月1日付 高温多湿なこの時期は、細菌が増殖し、食中毒の発生が多くなる。しかも、食中毒は外食だけでなく、家庭内で発生することも少なくない。予防のための対処法、調理時の注意点は…。内閣府食品安全委員会では、食中毒予防の3原則は、『菌をつけない、増やさない、やっつける』に尽きるとしている。調理前には手や食材をきちんと洗い、魚や肉を他の食材と離しておくこと。調理後はなるべく早く食べ、冷蔵庫で保存する。加熱する時は中までしっかり火を通すことが必要だ。 食中毒を防ぐための具体的な調理方法、台所周りの手入れだが、まず、買い物の際には、店で肉、魚を買う場合、ドリップ(汁)などが出ていない新鮮なものを選ぶ。家に持ち帰るまでの時間を出来るだけ短くするため、最後に買い、保冷パックなどを持参し、これに入れて持ち帰る。次に調理。買ってきた食材はすぐ冷蔵庫に入れる。調理前に必ずせっけんで手をよく洗うのは基本中の基本。まな板は、使う面を野菜と肉・魚用に分け、分かるように印を付けておく。買ってきた食材をそのまままな板に乗せず、よく洗ってから置くこと。野菜を最初に調理し、肉・魚は最後にする。火を通すものは中までしっかり。最後に、調理器具の手入れだが、使い終わったまな板は洗剤でよく洗い、最後に熱湯をかけて乾かす。使わない時はまな板立てにかけ、風通しのよい場所に置く。月に1度は洗いおけに漂白剤を薄めた液を作り、まな板をつける。この際、液をしみこませたふきんで全体を覆うこと。ふきん、スポンジ、たわしは毎日、洗剤でよく洗い、それぞれ干して乾かす。スポンジ、たわしも常に2、3個常備し、日替わりで使うようにする。包丁は、肉や魚を切った後に使う場合は洗剤でよく洗い、熱湯をかけてから使う。しまう前には柄の部分も洗い、よくふいておく。 暑さに強い体づくりを 熱中症予防 ●東京新聞6月7日付 もうじき本格的な夏。今夏は電力不足の懸念から、日常生活でも節電が求められる。そこで、暑さの中で健康を維持するには、熱中症への対策が不可欠だ。では、熱中症をどう防ぐのか。医師やスポーツの専門家らでつくる日本生気象学会の熱中症予防研究委員会が5月にまとめた緊急提言によると、予防の第一は、『暑さに強い体づくり』。夏までに血液量をあらかじめ増加させ、体温調節機能を改善しておくのが望ましい。具体的には、本格的な暑さが到来する前に、気温25〜30度程度、湿度50〜70%程度の環境で、『ややきつい』と感じる程度の運動を一日30分、週3回、4週間程度行う。体力に自信のない人は早歩きなどで、自信のある人はジョギングなどがよい。小まめな水分、塩分補給も不可欠。鉄則は喉が渇く前に飲むこと。日中はコップ半分程度の水分を、一時間に1回のペースで飲む。ワイシャツやブラウスは素肌に直接着るより、吸汗速乾性の下着を着た方が、べたつきが抑えられて快適。日傘や帽子による日射対策も不可欠だ。 |
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2011/5/23 甲状腺がん 進行はゆっくり ●東京新聞4月26日付 福島第一原発の事故に世界の関心と懸念が集まるなか、心配されているのが、放射線被ばくによる将来の甲状腺がん発生のリスク。甲状腺とは、チョウが羽を広げたような形の内分泌臓器で、成長や代謝に関わる甲状腺ホルモンを作る働きを持つ。のど仏、輪状軟骨の下にあり、気管を前面から囲むように存在する。甲状腺ホルモンの“材料”はヨード(ヨウ素)のため、甲状腺はヨードを積極的に取り込む性質がある。今回の原発事故では、放射性物質のヨウ素131などが大量に放出され、吸った場合、内部被ばくする恐れがある。甲状腺がんの多くは、のど仏の近くに、しこりを感じる以外の症状はない。検診などで塊が見つかることもあるが、ほとんど良性だ。10年、20年かかって成長するため、気付かないまま別の病気で亡くなる人も少なくないという。国立がん研究センターがん対策情報センターによると、人口10万人当たりの患者数(2005年)は、男性3.4人、女性10.8人。同じく死亡者数(2009年)は、男性0.8人、女性1.7人で主ながんに比べると、かなり少ない。甲状腺がんの発生原因は、女性に多い理由も含めてよく分かっていない。甲状腺がん患者が最近、世界的に増加している、とするデータがあり、コンピューター断層撮影(CT)やPET検査など医療被ばくが関係しているのではないかという説もあるが、異論も多い。また、甲状腺がん以外の甲状腺の病気に、バセドー病や橋本病などがあるが、これらの甲状腺機能障害は、放射線とは無関係だ。 細菌喜ぶ湿気と角質 防ぎたい足の臭い ●東京新聞5月17日付 体の表面で出来る臭いには、すべて細菌が関与している。そのなかでも、足裏は特に細菌が活動しやすい。というのも、細菌の活動を支えるのは水分と栄養で、足にはこれらが豊富にあるからだ。水分は湿気。栄養供給源は、足裏の角質層(皮膚表面の硬い層)。足裏の角質層は厚いため、新陳代謝や摩擦で表皮細胞がはがれ、あかになりやすい。このあかが細菌の栄養となる。足裏の臭い対策は、足と靴の両方に行わないと、水分や細菌が足と靴を行き来して、効果が十分に得られない。足の対策の基本は洗浄。石鹸を使って丁寧に洗う。気を付けたいのが足指の間。足を湯に十分ほど漬けたあと、ガーゼを足指に一本ずつ掛けて左右に軽く動かし、指の脇や足裏側のあかや汚れをやさしく落とす。爪と皮膚の間にもあかなどがたまりやすいため、ガーゼを活用して洗う。指の付け根や土踏まずなども念入りに。水気を拭いたら、べたつきを抑えるパウダーを薄くつけると良い。角質層が厚くなりすぎないよう、軽石や角質スムーサーなどで定期的にケアすることも大切だ。靴は通気性の高い素材を選ぶ。一日履いたら、翌日は履かずに陰干しし、乾燥剤を入れて湿気を取る。蒸れを防ぐため、職場ではサンダルなどに履き替え、靴を長時間履き続けないようにすることも重要だ。 |
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2011/5/16 東北支援のお取り寄せ 食品通販 ●毎日新聞4月27日付 セコムの食品通販サイト“セコムの食”は、東北6県の生産者による米や畜産品、惣菜などを紹介する『東北応援特集』を開設。担当スタッフが現地で安全性などを確認した約30社、計50品目を紹介。震災後に寄せられた生産者のメッセージも掲載している。ホームページは次の通り。http://www.secomfoods.com/info/tohoku/index.asp 高まる関心 地震保険 ●毎日新聞5月10日付 地震に伴う津波や火災、土砂崩れ、地盤沈下や液状化現象などで家屋や家財が被害にあった時、保険金を受け取れるのが『地震保険』。地震保険法に基づき、国と損保会社が共同運営する特殊な保険で、補償内容や保険料、保険金支払い基準はどの損保会社も同じ。火災保険は約款で地震を免責としているため、保険金は原則おりない。 地震保険の加入率は年々上がってはいるが、2009年度末で全国平均23%にとどまっていた。ネックの一つが掛け金の高さ。地震のリスクに応じて掛け金は全国で異なる。保険金1,000万円の木造家屋の場合、最も安い秋田県、鹿児島県などは年1万円だが、最も高い東京都、神奈川県、静岡県は3万1,300円。火災保険料を加えると年5万〜6万円程度にもなり、負担感は大きい。更に、補償も限定的。地震保険は火災保険の加入が条件で、保険金は火災保険の30〜50%と決まっている。そもそも、地震保険の目的は家の建て直しではなく、『被災者の生活の安定に寄与するため』(同法1条)と位置付けられている。今回のような大規模地震でも支払いに対応出来るよう、保険金を制限してきたのが実情だ。 しかし、今回の震災を受け、地震保険への関心は確実に高まっている。阪神大震災後に被災者生活再建支援法が制定されたが、住宅が全壊しても最大300万円。『家は生活の基盤だが、再建は自分で何とかするしかない。手段は保険くらいしかない』(専門家)。 では、何を基準に必要性を見極めればよいのか。リスクが大きいのは、『多額の住宅ローンを抱える人』。震災で家を失っても、ローンの支払い義務は消えない。失った家のローンを背負ったまま、生活を再建しながら新たな家のローンや賃料を抱えることになる。また、『貯蓄』や『転居先』の有無もポイントで、専門家はそれらのリスクが高い人ほど地震保険に入ることを薦める。地震保険の掛け金を負担に感じる人は、火災保険を見直すと良い。補償内容に、『水害』が含まれることがよくあるが、高台の家ならリスクは低い。また、『物体の衝突』、『盗難』を外すなど補償内容を絞り込めば、火災保険料を下げられる場合がある。『補償が多いほど保険料は高くなる。“めったに起こらないが、起きたらリスクが甚大なもの”に、保険はかけるべきだ』と専門家。また、『保険は元々助け合いの精神から出来たもの。“掛け捨て”というが、掛け金は確実に災害に遭った人の役に立っている。無駄ではないという意識なら、加入しやすいのではないか』(専門家)。 |
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2011/4/18 どこまで補償!? 地震保険 ●東京新聞3月31日付 地震保険は地震や津波、噴火が原因で住宅や家具が焼失したり、流出した場合の損害を補償する。火災保険では地震による火事や損壊の被害は原則、カバーされない。契約は単独で出来ず、火災保険とセット。契約中の火災保険にも追加出来る。どの損保会社で契約しても保険料や補償内容は同じ。ただし、居住する都道府県、住宅の構造で保険料が違う。耐震性能や築年数による割引があるほか、所得税、住民税の地震保険料控除が受けられる。被災時に受け取る地震保険の契約金額は、火災保険契約金額の30〜50%の範囲で決める。建物は5,000万円、家財は1,000万円が限度。自動車や1個30万円を超える貴金属などは対象外。 避難所での健康維持に… 東日本大震災 ●毎日新聞4月8日付 米スポーツ医学会の研究に基づくと、心肺機能や筋力は通常の生活をしていても、加齢によって年間1%低下するとされている。それが、避難所で座ったり、横になったりする時間が増え、運動する機会が少ないまま4週間を過ごした場合、20〜30%低下していると予想される。機能低下は高血圧や心臓病の悪化、腰痛、関節痛の原因になる。では、避難所での生活で心肺機能や筋力の低下を防ぐにはどうしたら良いのか。専門家は“ラジオ体操”を勧める。ラジオ1つでOK。早朝に音楽に合わせて約6分半、避難所にいる全員一緒に、自分の無理にならない動きで行いたい。リズムに乗って身体を動かすことは、脳を活気付け、“うつ状態”を招かないための対策になる。また、避難所周辺でのウォーキングも効果的。段差などを使った足踏み運動は場所を取らず、気軽に出来る。1分間に60回ステップを踏むペースで約5分間続けると良い。これも一人ではなく、皆で一緒に行うことが大事だ。 揺れている気がする 目立つ“地震酔い” ●東京新聞4月5日付 東日本大震災が発生してから、実際には揺れていないのに、揺れているような感覚に襲われたり、余震などへの不安を訴える人が目立っている。専門医によると、『地震や放射性物質への不安など、経験したことのない事態がストレスとなり、自律神経のバランスが崩れている』とのこと。そうした症状を訴えるケースは、生真面目な人、神経質な人、更には、『家族の身や食料品の確保などを心配している主婦』(専門医)に多いようだ。では、どう対処すれば良いか。『病気ではないことが多いので、心配し過ぎないこと』(同)としたうえで、『一人でいると不安が高まりがち。家族や、同じような不安を抱えている人同士で気持ちを話し合ってほしい』(同)。また、 “深呼吸”も推奨する。不安を覚えた時や、余震が来て恐怖を感じた時、『息をゆっくり深く吸い、限界まで吸ったら少しずつずっと吐く』(同)。気持ちが落ち着くまで4、5回繰り返すと良い。 |
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2011/4/4 冷蔵庫や掃除機は“弱” 家庭の節電対策例 ●毎日新聞3月14日付 計画停電が実施されるなか、家庭での節電対策はどうしたら良いのか。まず、キッチンでは、@冷蔵庫の開閉時間と回数を半分にする、A冷蔵庫の側面に隙間をあけ、上部を開放する、B冷蔵庫の設定温度を“弱”にする、Cご飯が残った時は、保温するよりも、1膳ずつ分けて冷蔵・冷凍保存し、電子レンジで温め直す。リビングでは、D暖房や冷房は暖め過ぎ、冷やし過ぎをしない、E冷房、暖房は一日1時間、使用時間を減らすだけでも大きな節電効果がある、Fテレビはプラグをコンセントから抜いておく、G掃除機をかける前に部屋の整理整頓をする、H掃除機の吸い込みパワーを“強”から“弱”にする、Iパソコンは使うときだけつけ、使わないときはコンセントを抜く。更に、J家電を買い替える場合は省エネタイプの機種を選ぶ、K不要な箇所は照明を消す。以上のような点を心がけたい。 洗浄、煮炊きで低減 放射性物質 ●毎日新聞3月22日付 人間は普段も野菜や魚などを食べて体内で被ばくしており、日本人の場合は年間0.3ミリシーベルトになる。例えば、茨城県高萩市で3月18日に採取したホウレンソウからは1キロ当たり1万5,020ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたが、日本人の平均摂取量(約15グラム)で体への影響を見るシーベルトに換算すると1日0.0049ミリシーベルト。菊地透・医療放射線防護連絡協議会総務理事は、『100ミリシーベルト以下であれば将来的にも健康への影響がないことは明らか』と強調する。また、放射線医学総合研究所のホームページによると、野菜についた放射性物質は皮や外葉をむき、洗ったり煮たりする(煮汁は捨てる)ことで低減が見込める。 使い方見直し 家庭で出来る節電術 ●東京新聞3月28日付 家庭のエネルギー消費は全体の約15%。事業系に比べればささやかかもしれないが、節電は家計の節約術でもある。身近な電化製品の使用方法を見直したい。どの家庭でも手を付けやすいのは照明。トイレやキッチンを使わない時、明かりを消すのは基本。スイッチを入れたり切ったりすると、かえって電力を消費すると思い込んでいる人も多いが、点灯の際に増える電力消費は、経済産業省などによると、『非常に少ない』。再点灯までの時間が一分でも、一度消灯する方が省エネになる。次はエアコン。暖房の設定温度を1度下げると、電力消費を10%削減出来る。寒さを防ぐには、日中は部屋のカーテンを開けて太陽光をふんだんに採り入れる。日が沈んだら厚手で長めのカーテンを、裾を部屋の内側に折り返して窓を覆う。トイレの温水洗浄便座は、使わない時にふたをすることで、保温効果が高まる。機種によるが、給湯機器、映像・音響機器などは、電源をオフにしている時の消費電力(待機電力)が大きい。使わない機器のプラグは抜こう。 |
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2011/3/21 窓閉め換気最小限に 被ばくQ&A ●毎日新聞3月15日付 原発事故による住民被ばくが現実のものになった。被ばくを最小限に抑える方法とは…。専門家に尋ねた。@誰が被ばくした可能性があるのか。『原発から出た放射性物質は目に見えない微粒子で、風で広がる可能性がある。気になる人は、外出後に顔や手、髪など露出している部分を洗い流すと良い』 A被ばくしたかどうか確実に知りたい場合は…。『原発がある自治体や大きな病院には“ガイガーカウンター”という装置があり、体に放射性物質が付着していないか調べることが出来る。今のところ、福島第1原発周辺の住民は避難したりしているので、強く汚染していることは考えにくい』 B避難指示を受けたり、被ばくする可能性が高い状況になったらどうするのか。『屋内退避指示が出たら、窓をしっかり閉め、エアコンや換気扇を使わないようにして、換気を最小限にする。外出する場合は、マスクやぬれタオルなどで口・鼻を覆えば、放射性物質を体内に取り込む“体内被ばく”を最小限に抑えることができる。帰宅したら服を脱いで、ビニール袋に入れて口を縛り、すぐシャワーを浴びる』 C雨のときは濡れない方がいいのか。『空気中に含まれる放射性物質の濃度が高い地域では、雨にも放射性物質が含まれる恐れがあるため、濡れないように気を付けたほうが良い。複数の情報源でチェックする必要がある』 冷凍食品を保冷材代わりに 計画停電 ●東京新聞3月16日付 電気に依存した現代生活。計画停電の影響は避けられないが、時間帯は事前に公表され、一回当たり約3時間。確り準備して慌てないようにしたい。まずは食事に関すること。冷蔵庫は確り準備したい。生鮮品は大きい温度変化に弱い。通電中に、水を入れたペットボトルや保冷剤を冷凍庫に入れておく。停電時に庫内に移せば、温度上昇を抑えられる。冷凍可能なチャック付きバッグや保存容器も使える。『冷凍食品もそのまま保冷剤代わりになる』(専門家)。停電中はドアの開閉を控え、冷気が逃げないようにする。食材を買うときは常温保存出来るものを中心に。調理はガスこんろやカセットこんろでもできるが、注意すべきなのは停電時に換気扇が動かないこと。必ず窓を開けて換気を。 寒さ対策では、重ね着してカイロや湯たんぽを使えば暖は取れる。明かりは懐中電灯が基本。余震が続くなか、ろうそくは控える。停電で断水する場合もある。飲料用や調理用の水は鍋やヤカンなどに確保を。風呂のお湯を残しておけば、トイレ排水にも使える。5、6リットルの水を一気に便器へ流し込む。排出し終えたら、通常の水位に戻すため水を補充する。計画停電は4月末まで続く見込み。専門家が求めるのは発想の転換。『あるものに目を向け、ないものは近所で融通し合う。昔の暮らしを参考に、経験を今後に活かすぐらいの気持ちを持って』、『節電で浮いた電力が、電気を必要とする被災地に届く。今すぐできる支援だと思い、取り組んでほしい』。 |
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2011/2/28 上手に保存し鮮度維持 野菜 ●東京新聞2月19日付 野菜の多くは冷蔵庫での保存が基本。その際、ポリ袋に入れたり、ラップで包んだりすれば乾燥が防げる。鍋料理に欠かせない春菊や小松菜など、葉物野菜には特に有効だ。ホウレン草や水菜などはぬらした新聞紙でくるみ、水分を補う。また、天日干ししてから冷蔵する手もある。白菜などは水分が抜けて腐りにくくなり、甘みやうま味も増す。『冬の晴れた日なら、日中の五時間ほどが目安。日が当たれば、室内干しでも構わない』(専門家)。エノキやシメジ、エリンギなどキノコ類も同様だ。葉物野菜でも、キャベツを生食用として保存するなら、芯をくりぬいた後、湿らせたキッチンペーパーを詰めておけば、シャキッとした状態が持続する。アスパラガスは湿らせたキッチンペーパーを根元に巻き、シソは深さ1cm程度の水を入れたコップに茎の切り口部分を漬けるといい。反対に、水分を嫌うキュウリやピーマンは、水気をふき取る。冷蔵庫での保存に適さない野菜もある。サツマイモ、里芋、トマト、カボチャなど、『暖かい地域が原産とされる野菜は、常温で保存する方がいい』(専門家)。保管場所は、『直射日光が当たらない涼しい場所。風通しの良さも大切で、網の袋に入れて、つるすのも効果的』(同)。ただし、一度切ると腐りやすいカボチャは、切ったら種を取り除いて冷蔵庫へ入れる。生育時に近い環境で保存することも、鮮度維持に必要だ。立った状態で育つネギやニラなどは、立てておくのが望ましい。横倒しだと、立ち上がるように伸びて養分を消費してしまう。ゴボウやレンコンなどは、泥付きの商品を購入した方が乾燥しにくい。リンゴから発生するエチレンガスを保存に活用する方法もある。ジャガイモをリンゴと一緒に保存すれば、エチレンガスの影響で発芽が抑制される。 水の有効活用 雨水の利用 ●毎日新聞2月21日付 家庭で使用する水量の半分以上をトイレと風呂とで占めるとされる。近年、節水型トイレも普及するなどしているが、もっと水資源を大切にするにはどうしたら良いのか…。例えば、家の雨どいを用いて、庭など地上の200リットルほどのタンクに雨水を溜め、水やりなどに使うのも一法だ。専門家によると、タンクは5万円程度で十分で、縦樋に、取水用の継ぎ手をはめるのも難しくはないという。また、雨水は“天然の蒸留水”で綺麗だが、降り始めは家や樋の汚れを含んでいる場合もあり、メーカーによっては取水部分を工夫し、汚れを取り除いてタンクに水を流す構造をとるものもあるそうだ。なお、タンクの水をトイレなどに用いようと考えると、トン単位のタンクが必要で、地下構造が通常となる。1人当たりトイレ1回の使用量を10リットルとして、4人家族で3回ずつ使用すると100リットルをすぐ超えてしまうのだ。雨水だけで足りない部分は、風呂で使用した水を再び用いる中水の活用もある。 |
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2011/2/21 携帯電話には対策不要!? ウイルス ●毎日新聞2月11日付 パソコンを使っている場合、ウイルスや不正アクセスを防止するためのセキュリティーソフトを入れているはず。しかし、携帯電話にはそうしたソフトが入っていない。端末内の個人情報が漏洩するような危険はないのだろうか…。結論を先にいえば、携帯電話にウイルスが侵入する可能性は極めて低いと考えていい。コンピューターウイルスは、メールやウェブ接続の際に、インターネット経由で侵入する。インターネットは誰もが自由にアクセス出来る開かれたネットワークだが、携帯電話ではiモード、EZウェブ、ヤフー・ケータイといったセキュリティーが確保された閉鎖的なネットワークを経由して通信する仕組みになっている。端末ではなく、ネットワーク側でウイルスの侵入を防いでいるので、利用者自身の対策は必要ないということだ。また、そもそも携帯電話にはウイルスに狙われにくい側面もある。最もウイルスの被害にあいやすいのはウィンドウズOSを搭載したパソコン。理由は、世界で最も普及しているから。しかし、携帯電話は機種によってOSが異なり、受信出来るメールのサイズや添付ファイルなどにも制約があるため、狙われにくい。ただし、迷惑メールへの返信や、そこに書かれているURLに不用意にアクセスしないように気をつけたい。ウイルスは侵入しなくても、詐欺サイトに導かれて、思わぬ被害を受ける可能性もあるからだ。また、最近、人気が出ているスマートフォンの多くは、“アンドロイド”という世界標準のOSを搭載していることから、今後、従来型の携帯電話よりもウイルスに狙われる可能性が高くなることも考えられる。 春季カタル 花粉症とは別 ●東京新聞2月15日付 花粉症で目のかゆみに苦しめられる人が多い時期だが、上まぶたなどの腫れや痛みを伴う目の疾患“春季カタル”も知っておきたい。 春季カタルは重症のアレギー性結膜疾患の一つ。特徴は、上まぶたの裏側に石垣状の隆起が出来たり、黒目と白目の境目が充血したり腫れたりすること。主な症状は、目の痛みや目ヤニ、充血など。黒目にもびらんや潰瘍が出来る場合があり、痛くて目が開けられないこともある。重症化して黒目が濁ると、視力が低下することもある。アレルギーを引き起こす抗原は、ダニが多い。患者の七割は男性。発症は4歳ごろから見られ、最も多いのは9〜10歳。成長と共に良くなり、10代後半で治ることが多いが、アトピー性皮膚炎を合併している場合、20代以降も症状が長引くことが多い。病名に“春季”と季節名を冠するが、『春というより、ダニの増える季節に悪化する傾向が強い』(専門医)とされ、これから夏に向け注意が必要だ。『この時季は目の異常を全て花粉症と考えて、つい放置しがちだが、痛みやまぶたの腫れなどが強い場合は春季カタルを疑ってほしい』と専門医は助言する。 |
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2011/2/7 初期治療を 花粉症 ●東京新聞1月25日付 スギやヒノキによる花粉症の季節が始まる。今季は昨夏の猛暑の影響で、大量の花粉の飛散が予想されるが、例年、症状が重くなる人は“初期治療”を始めると症状が軽減するという。“初期治療”とは、花粉が本格飛散する前に始める治療のこと。『症状を軽減し、発症する期間を短くする』(専門医)。始める時期は、『2月の第一週から』(同)が目安。ただ自覚症状が少しでも現れたら、すぐ治療を始める。 治療は内服薬が中心。くしゃみや鼻水が主症状の場合は、鼻水などを分泌させる体内物質の働きを抑える抗ヒスタミン薬、鼻づまりが強い場合は、症状を起こす体内物質の働きを抑える抗ロイコトリエン薬を用いる。鼻内に噴霧して炎症を抑えるステロイド薬もある。症状に合わせて薬を組み合わせ、飛散の終わる5月ごろまで服用を続ける。いずれも保険診療の対象だ。また、耳鼻咽喉科だけでなく、眼科でも、抗アレルギー点眼薬による初期治療が行われる。『飛散開始予測日の約2週間前、または軽微でも症状が出始めた時期から治療を始めると良い』(眼科専門医)という。 なお、今年は花粉の大量飛散で新たな患者も増えそう。症状が出始めても、鼻水などの場合は風邪と思いこみやすいが、症状が数日続くようなら花粉症を疑い、早めに耳鼻科や眼科を受診したい。専門医は、『親兄弟に花粉症患者がいる人や、今までアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患にかかったことのある人も要注意』としている。予防法としては、外出時はマスク、眼鏡を使用、コンタクトレンズは避ける。帰宅時には、屋外で衣類に付いた花粉を払い、洗顔・うがいも忘れずに。『目は防腐剤が入ってない人工涙液タイプの目薬で洗うと良い』(専門医)。 花粉の飛散量、今年は多い ピークは関東で3月上〜中旬 ●毎日新聞1月28日付 環境省は1月27日、今春のスギとヒノキの花粉の飛散量予測(第2報)を公表した。それによると、今月前半の気温が低かったため、飛散開始は例年より遅れ気味だが、2月中旬までに九州〜関東の広い地域で飛び始めるとし、飛散のピークは、関東以西で3月上旬〜中旬、東北地方は4月上旬と見込んだ。今シーズンはほとんどの地域で花粉症に十分な注意が必要な飛散量になるとして、同省は早めの対策を呼びかけている。 具体的に、ヒノキより先に飛び始めるスギ花粉の飛散開始は、関東以西では例年(過去10年の平均値)よりやや遅く、北陸〜東北はほぼ例年並み。飛散量は近畿、北陸、東海、関東、東北地方では例年の約3割増〜2倍程度と多い一方、中国、四国、九州の飛散量は例年並みか少なくなるという。飛散量が例年より少なかった昨シーズンと比較した場合、甲府市、静岡市、京都市、奈良市などでは10倍以上、名古屋市では約24倍にもなると見込んでいる。なお、花粉の飛散予測などは環境省の花粉情報サイトに随時掲載される。 |
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2011/1/17 油分補い、角質層を守る 手荒れの予防 ●東京新聞12月21日付 角質の層は皮膚内の水分の蒸発を防いで、潤いを保つ機能や、外から刺激やかぶれのもとになるような物質が入ってこないよう防ぐ、バリアー機能を担っている。冬になり、乾燥して、手の角質の水分が抜けたり、油分が取れたりすると、角質がはがれていく。本来のバリアー機能が衰えて、刺激に弱くなるため、炎症などの障害を起こす。これが手荒れだ。 油分が取れる原因の一番は洗剤。食器洗い洗剤、洗濯洗剤、浴槽洗い洗剤は皆、油脂成分を落とすことが目的のため、手の油分も奪う。また、ガーデニングの土いじりも水分、油分を手から奪う。硬くなった軍手が刺激になることもある。洗濯物を畳む際、残った洗剤や繊維自体が油分を取り去ることも。紙、除光液などのアルコール類、除菌スプレー、除菌シートなども原因となる。つまり、手荒れの症状は家事全部をやめない限り、治りにくいということになる。 治療の基本は生活の改善。まずは洗剤類には直接触れない。使う際は必ず布手袋の上からゴム手袋をする。次にこまめにハンドクリームを塗り油分を補う。手荒れがひどいと、手洗いも避ける人もいるが、雑菌が感染し、悪化しやすい。帰宅後など、日常での手洗いは弱酸性せっけんで適切に行い、その後にハンドクリームを塗ることが大切だ。症状がひどい場合は、悪化を防ぐためにステロイド入りの軟膏を使う。症状が改善されなかったり、手荒れを繰り返す場合は、特定の物質にかぶれる接触皮膚炎やアトピー性皮膚炎など、別の要因も考えられるため皮膚科専門医を受診したい。 朝より夜の方が美味 水道水 ●毎日新聞1月2日付 最近の水道水は、技術の進歩などで美味しくなったといわれるが、ちょっとした工夫で更に美味しく飲むことが出来る。ポイントは温度と成分。旧厚生省が委嘱した“おいしい水研究会”が1985年に決めた美味しい水のガイドラインでは、@水温は20度以下、A硬度(水に含まれるカルシウムとマグネシウムの合計を数値化したもの)は1リットル当たり10〜100mgなど7つの条件を挙げていた。国内の水の多くは硬度10〜100mg。専門家は、『水に含まれる不純物や消毒用のカルキを減らして15〜20度に冷やし、ミネラル分を追加すればよい』という。 その際、まずは夜のうちに水道水をくんでおくのがポイント。水道水の不純物の多くは、水道管から溶け出すため、水道管に水がたまった状態の朝よりも、家庭で水道水を多く使ったあとの夜の方が汚れは少ないという。くんだ水をやかんで5〜6分沸騰させると、カルキがかなり減少し、水質基準値内とはいえ発がん性のあるトリハロメタンも除去出来る。そして、その水を冷蔵庫で冷やすと、水道水でも十分おいしい水になる。『更に、手を加えるなら、マグネシウムを多く含む自然塩を耳かき1杯分溶かすか、炭酸水を混ぜるのもよい』(専門家)。 |
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2010/11/29 常備用には総合感冒薬 風邪薬の選び方 ●毎日新聞11月7日付 眠くならない』、『一日2回』、『喉の痛みに』……ドラッグストアの風邪薬コーナーには数え切れないほどの商品が並び、様々な宣伝文句が目を引く。市販の風邪薬市場は1,000億円規模で、一つのブランド名から何種類もの製品が出ていることも珍しくない。それらから、症状や生活状況に合わせて選ぶことが大切だ。 そもそも、風邪は医学的には、『風邪症候群』と呼ばれ、鼻や喉、気管支などに急性の炎症が起こる病気。8〜9割はウイルス感染が原因で、ウイルスの種類には鼻風邪を起こす“ライノウイルス”、喉の痛みを伴う“アデノウイルス”などがある。たいてい1週間ぐらいで自然に治るが、肺炎や熱性けいれんを引き起こすこともあり、油断は出来ない。 風邪薬は原因ウイルスに働くのではなく、様々な症状を和らげるもの。熱や痛みには解熱鎮痛成分の“アセトアミノフェン”や“イブプロフェン”が代表的。くしゃみ、鼻水や鼻づまりに有効なのは “抗ヒスタミン成分”。咳や痰には“ジヒドロコデインリン酸塩”や“メチルエフェドリン”。専門家によると、『総合感冒薬』と呼ばれるものにはこうした成分がまんべんなく含まれ、のどの痛みやせきなど11の症状に効果があることから、家庭の常備薬に向いているという。 もっとも、風邪には休養が一番で、薬が必要とは限らない。専門医は、『例えば、咳が出て眠れないなど生活に支障があれば、一番困った症状に対応した成分のシンプルな薬を』とアドバイスする。また、『服用しても改善しなければ別の疾患の可能性もあり、医療機関の受診を』という。 室温上げずに加湿を抑制 冬場に賢く湿度保つ ●毎日新聞11月8日付 太平洋側で特に空気が乾燥する冬場。寒さも加わり風邪もひきやすく、体調維持のためにも部屋の湿度を保ちたいところ。住宅にも人にも優しい加湿をするには、どうすればよいのか。加湿器にはセンサーが付き、一定以上の湿度になると運転が止まるものもある。たいてい50%が下限だが、専門家によれば、『それで十分。ただし、暖房器具に近い場所に置くと、センサーが乾燥していると判断して加湿しすぎてしまうので置く場所にも注意したい』。 また、エアコンの温度が高いほど、空気は水分を多く含むことが出来るが、温度を上げ過ぎると、暖房を止めるなどして温度が下がった際、結露を誘発する。部屋を最も効率よく暖めるエアコンだが、温度設定にも注意したい。屋内の換気も重要だ。シックハウス対策で、24時間換気が一般的になっているが、『まず、それをやめないこと。マンションのように気密性の高い場合、浴室の換気扇を回し続けることで、室内全体も換気出来る。それほど消費電力は高くない』(専門家)。加湿器に頼らず、部屋で洗濯物を干すなどして、乾燥を防ぐ生活の知恵もある。ちなみに、洗濯物1キロで、水分もおよそ1リットルとされる。 |
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2010/11/1 行政サービスの差は? 自己負担額を知る ●毎日新聞10月18日付 家探しでは土地建物の価格や家賃に目が向きがちで、見落としがちなのが行政サービスという視点。どこの自治体に住むかで生活全般にかかってくる費用は全く違ってくるのだ。果たして、生活コストはどこまで差が出るのか…。 全国の全市区の行政サービスが無料で比較出来るウェブサイト“生活ガイド.com”では、自治体のデータを共通の物差しで比較出来る。各自治体のホームページはデータも単位もバラバラなので、サービスの良し悪しが判断しにくい。それを項目を揃えたり、独自の単位を設けて、見分けがつくようにしている。2005年2月に出来、各自治体へのアンケートや公表データを基に、809市区のデータ、約200項目を表にしている。現在、同様のサイトはほかにない。 運営するSBIライフリビングによると、行政サービスに関心を持った方が良い層は子育て世代。教育や医療面のサービスの充実度によって生活コストにかなり差がつくからだ。同社がこのサイトについてまとめた新書『この街に住め!』で挙げた例を見ると、川一つ隔てた東京都江戸川区と千葉県市川市では、私立幼稚園に3年間通わせる費用の差が90万円にもなるという(※江戸川区は所得制限なく“私立幼稚園等保護者負担軽減”事業として毎月の保育料や入園料の補助金が支給され、その額は3年間で101万6,000円に上る一方、市川市の補助金支給額は3年間合計で10万5,000円)。 上下水道料金も自治体ごとの差が激しい。このサイトでは月に20立方メートル使用した場合(上水道は口径20ミリ)に統一して、各地の料金を載せているが、巣お堂料金の場合、昨年12月末現在で最も安いのは山梨県笛吹市の一部地区で840円、最も高いのは兵庫県洲本市で7,350円と、9倍近く差がある。 風邪で体が痛むのは… ウイルスとの闘い ●東京新聞10月18日付 風邪にかかると体の節々が痛くなる。何故なのか。体内では、ウイルスや細菌と体を守る免疫機能との間で限りない闘いが繰り広げられている。具体的に、インフルエンザを始め風邪のウイルスが、鼻、喉、気管支などで増殖していくと、体は免疫機能を働かせてウイルスを撃退しようとするが、この過程で、白血球などウイルスと闘う免疫細胞から、タンパク質の一種『サイトカイン』が分泌される。細胞間に情報を伝える物質なのだが、このサイトカインが脳に働いて熱を出させる。発熱によって免疫細胞の活性化と、高温が苦手なウイルスの撃退を促す。また、サイトカインは、脳だけでなく血液によって運ばれ全身を巡るのだが、この際、関節を包む関節包の細胞にも作用して関節の痛みを起こさせる。そのため、体が痛むのだ。発熱、頭痛、だるさ、関節痛、腫れなどの症状は、ウイルスとの闘いの“証し”ともいえる。ウイルスの撃退に成功すれば、免疫細胞はサイトカインを出す必要がなくなり、症状が治まる。 |
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2010/10/4 爪で知る 病気のサイン ●毎日新聞8月6日付 『爪は健康のバロメーター』といわれる。具体的に爪から何が判り、どうすれば健康が保てるのか…。爪は指先の皮膚を守るとともに、先端まで無い骨の代わりに指先を支えている。指の腹に力を入れて細かい物を掴めるのも、爪が“ふた”の役割を果たしているためだ。爪がカルシウムで出来ているというのは誤解で、毛髪を作るたんぱく質“ケラチン”が主成分。専門医によると、『爪を丈夫にすることは出来ないが、バランスの良い食生活は爪にとって大切』だという。 爪が弱くなる症状の一つは“貧血”。貧血で爪に送られる鉄分と酸素が不足すると、爪の先端が薄く剥がれる『二枚爪』になる。貧血の症状はゆっくり進むため気付きにくく、二枚爪の治療で初めて貧血が判る患者もいるという。 指先が膨れて、爪が指を包むように丸みを帯びる『ばち指』という症状もある(※左右の指の爪を背中合わせにしても隙間が見えないのが見分け方のポイント)。発症の仕組みは判らないそうだが、手足の指が全て急にばち指になったら、肺疾患の可能性があり、『他の部位からの転移を除いて“肺がん患者の6割がばち指”とする調査結果もある』(専門家)。 成人の爪に黒い筋が入る場合も注意が必要で、筋が広がったり、他の爪にも入り始めたら、皮膚がんの一種『メラノーマ』の可能性がある。また、手足の指全てで爪の周りが赤くなるのは、皮膚筋炎の初期症状。筋肉が炎症を起こして力が入らなくなる病気で、子宮や皮膚などの悪性腫瘍が関係していることもある。 では、健康な爪を保つにはどうしたら良いか。爪を切る際は、指の先と同じくらいを残すのが適正。切り過ぎは指先の変形や荒れを招く。爪の表面からは常に水分が蒸発しており、乾燥するほど爪はもろくなることから、ハンドローションやネイルオイルを塗れば、爪に脂質を補い、水分蒸発を防ぐと同時に、周りの肌の保湿にもなり、ささくれを防ぐ。 表示で製造工程まで判る!? 塩 ●毎日新聞9月23日付 食品表示で製造工程まで判る!?――実は、塩に関しては、食用塩の業界ルール“公正競争規約”が今年4月から完全施行され、原材料名と製造工程の表示が義務化されたことから、表示を読み解けば、食卓にある塩の製造過程を詳しく知ることが出来るのだ。国内で販売されている塩の多くは、原料の“海水”を濃縮し、結晶化している。濃縮工程は、『天日』、『イオン膜』、『逆浸透膜』、『平釜』が主で、結晶工程には、『天日』、『平釜』、『立釜』、『噴霧乾燥』、『加熱ドラム』がある。例えば、『イオン膜、立釜』という表示は、イオン交換膜で濃縮し、立釜で結晶化した最も一般的な食用塩だ。料理好きに人気のある岩塩の場合、原料は『岩塩』、工程は『採掘、洗浄、粉砕』などと表示される。なお、この表示ルールはごまや香辛料などが含まれた塩は対象外。 |
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2010/08/09 微生物との共存がカギ 夏の肌ケア ●東京新聞7月31日付 自然界の分解者として重要な役割を担うカビ(菌類)や細菌類。実は人間の皮膚の上でも活躍している。身体を洗う機会の多い夏、この微生物の役割を見直してみたい。人間の皮膚の表面にある角質層には、カンジダ菌などのカビや表皮ブドウ球菌などの細菌が常におり、細菌の場合、顔や手足の表面1平方センチメートルあたりに1,000〜10億個いるという。そして、こうした菌は角質層と一緒に、身体を外敵から守るバリアーの役割を担っている。角質層は、皮膚の組織が死んで表面に出て硬くなった、いわば、“自前の鎧”。元来、菌や細菌は、人の老廃物や脂などから栄養を摂るために縄張りを作っているので、新参の菌や細菌などがとりつきにくい環境になっているのだ。つまり、肌を良い状態に保つには、菌や細菌と上手に共存出来れば良い。そのために必要なケアが“脂のコントロール”。脂が溜まり過ぎないように洗い落とすことが大切だが、脂には保湿効果もあるから、ある程度は必要。そこで、身体を洗う目安は、『洗う間隔を6時間以上あける』。洗浄剤などで身体を洗うと、表面の菌や細菌はほぼ一掃されるが、一部は毛穴などに潜んで再び繁殖、勢力を回復するまでに6時間ほどかかるという。この回復に間に合う頻度が目安になるのだ。なお、肌が傷つくような素材で洗わないことが大切。肌に傷がつくと、角質層にも、そこに住む菌や細菌などの縄張りにも穴が開き、病原性のある菌などが体内に侵入してしまう隙が出来てしまう。 室内でも注意 熱中症 ●毎日新聞8月3日付 人間の体は暑さを感じると、皮膚に血液を多く流したり、汗を出して体温を下げる。ところが、気温が高い状態が長く続いた場合、大量に発汗して水分や塩分が失われ、血液中の水分を奪い、汗が出なくなったり臓器に流れる血液量に影響する。また、気温が30度を超えなくても、湿度が高いと、汗が蒸発せずに皮膚の表面に溜まり、熱がこもったままになる。こうしたバランスの崩れが熱中症の症状を引き起こす。つまり、室内でも注意を怠ってはいけないのだ。湿度計付き温度計を置いて、室温28度、湿度70%を超えたらエアコンを使いたい。また、室温調整とともに重要なのが水分補給。室内で普通に生活したり、軽く汗ばむ程度なら、水か甘くないお茶で十分。利尿作用のあるアルコール、糖分の多いジュース類は脱水を進めるため不向きだ。なお、家族が熱中症になった場合の対処は以下の通り。@涼しい場所に移し、衣服を緩めてリラックスさせる、A首筋、脇の下、脚の付け根を冷やす、B顔が赤い時は頭を、青白い時は足を高くして寝かせる、C意識があり嘔吐がなければ水分補給させる、D皮膚が熱ければ、風を送ったり、熱い部分にぬれタオルをあてる、E皮膚が冷たければ、タオルを絞って冷たい部分をマッサージ、F意識がなかったり、急に体温が上がったらすぐ救急車を呼ぶ。 |
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2010/7/19 O157 夏中心に年4,000人前後感染 ●毎日新聞7月7日付 病原性大腸菌“O157”などの腸管出血性大腸菌感染症が例年を上回るペースで発生している。重症化すれば死亡する恐れもあるだけに、患者が増加する夏を前に、同感染症の特徴を知り、感染を予防するための注意点を確認しておく必要があろう。 感染の多くは飲食時に起きる。O157などの大腸菌に汚染された食物などが口に入ることで腸管で感染。菌は酸への抵抗力が強く、胃酸の中でも生き残り、糞便を通じて感染拡大する。少数の菌で感染するため二次感染が起きやすいとされる。感染後の潜伏期は3〜5日。人が発症するために必要な菌の数はわずか50個程度と考えられている。菌は強いベロ毒素を排出、結果、軽度の下痢から激しい腹痛や発熱、嘔吐などの症状を引き起こす。更に、患者の約1〜10%は、発熱の4〜10日後に血便などの合併症を起こす『溶血性尿毒症』と呼ばれる重い症状となり、うち3〜4人に1人は何らかの中枢神経症状が表れる。致死率は1〜5%。 感染予防のポイントは、@手洗いの徹底、A食肉の生食、不十分な加熱をできるだけ控える(レバ刺し、タルタルステーキなど)、B肉や野菜は常温で保存せず、冷蔵、冷凍庫で保存、C素早く加工、調理する、D加熱前の肉を他の食材と一緒にしない、E75度で1分以上の調理、F調理後の食品は食べ切る…が挙げられる。夏を中心に例年4,000人前後が感染するO157、これからの季節、特に注意したい。 鮮度、保存法次第 野菜 ●毎日新聞7月8日付 湿気が多い梅雨は野菜も傷みやすい。では、新鮮な野菜を長く美味しく味わうための正しい保存法とは…。専門家によると、『収穫前の状態を出来るだけ再現すると、鮮度の劣化を抑えられる』、『野菜は収穫後も呼吸し続けている。冷蔵庫の機能や野菜の状態によって対応は変わるが、温度管理と水分保持には十分気をつける』のがポイント。 暑い時期に収穫される夏野菜は寒冷に弱い物が多い。トマト、ナスなどは新聞紙で包んで冷蔵庫に入れる。カット後の野菜は傷みやすいので、ラップに包んで冷蔵庫で保存する。ゴボウ、ジャガイモなどは冷蔵庫に入れず、風通しの良い冷暗所で保管を。買った時に土がついていたら洗わずにそのままにして、土を天然のラップ代わりにする。ホウレンソウや小松菜などの葉物野菜は水分保持がしにくく、乾燥しやすいので、湿らせた新聞紙やペーパータオルなどで包んでから保存袋に入れると日持ちが良くなる。長ネギ、アスパラガスなど根を下にした状態で生長する『立ち型』野菜は、野菜室に立てて保存すると長持ちする。大根やカブなど葉付きの物は、葉と根を切り分け、別々に保存するといい。枝にぶら下がって生長するキュウリやゴーヤなど『ぶらり型』野菜は、重ねて押しつぶすことがないように平らに並べる。 |
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2010/7/5 心と体の健康には“ほどほど” 良い眠り ●東京新聞6月14日付 健康や美容に欠かせない睡眠。良い眠りで元気になるにはどうすればいいのか。睡眠時間は、『心と体の健康にはほどほどの睡眠がいい』(専門医)。糖尿病の発症リスクをはじめ、高血症、高血脂症、メタボリック症候群、うつ病について、国内外の調査で睡眠不足や睡眠時間が長過ぎる人が発症しやすいという結果が示されており、『睡眠時間は短過ぎても、長過ぎても良くない。データ的には7時間睡眠の人が長生き』(同)だ。 仕上げの強火でカリッ 鶏のから揚げのコツ ●毎日新聞6月22日付 子供からお年寄りまで、定番のおかずとして愛されている“鶏のから揚げ”。衣がカリッとしていて、中がジューシーなから揚げのポイントは、『衣と揚げ方にある』(専門家)。衣は小麦粉と片栗粉を同量入れ、よく混ぜ合わせるのがポイント。小麦粉のグルテンが肉汁を閉じ込め、片栗粉が表面をサクッと仕上げる。鶏肉はキッチンペーパーなどで水気をよく拭いておく。手作りのタレに入れ、表面だけでなく中まで味がしみるように、よくもみこんで10分以上置く。バットに衣を用意し、鶏肉の汁気を軽く切り、衣をまぶしていく。肉全体に粉がつくように、手で軽く握るようにする。揚げる時間は、一口大の鶏肉の場合、3分半〜4分が目安。『油の温度は170度。菜ばしを油に入れて細かい泡が出るぐらいの状態』(専門家)だ。油の温度を一定に保つため、肉は一度にたくさん入れず、鍋の広さの半量程度に抑えることが大切。最初は泡が勢いよく出るが、少し経つと落ち着いてくるので、この時に肉を裏返していく。3分過ぎから泡の音が“ジュー”から“パチパチ”という高音に変わる。衣がキツネ色になり肉が浮いてきたら、最後に30秒ほど強火にして、その後、バットに取り出し、油をしっかり切る。 紫外線から肌を守る 日焼け止めの使い方 ●毎日新聞6月29日付 最近の日焼け止めは使用感が良く、さらっと伸びるものが多い。半面、伸ばし過ぎて塗布量が少なくなりがち。専門家によると、塗る際の目安量は、腕なら縦に2〜3本の線状に置いた量で、脚なら3〜4本程度。顔は1円玉大の2個分。半分の量しか塗らないと、防止効果は表示の3分の1に落ち、数値の大きいものほど、効果の落ち方も大きいので注意が必要。塗り直しは2〜3時間ごとが理想。タオルなどで汗を拭いた時は塗り直した方がいい。また、落とす際は、きちんと落とさないと見えない膜が肌に蓄積するので、注意したい。クレンジング剤が必要なものは製品の裏などに表記があるのでそれに従う。なお、日焼け止めは消費期限などの表示がない商品がほとんど。前年の余りも使えるのか気懸りなところだが、専門家によれば、『レジャー用の日焼け止めは暑い場所に持っていくので変性しやすい。基本的に1シーズンのものと考えるべき』だ。 |
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2010/6/28 梅雨時のカビ対策 換気と掃除で予防 ●毎日新聞6月11日付 カビが生える条件は、@酸素、A栄養、B温度、C湿度の4つ。@の酸素を断ち切るのはほぼ不可能、Bの温度も、カビの好む温度は20〜30度とはいえ、冷蔵庫のなかでも生えるとあってコントロールは難しい。つまり、4つのうちコントロール出来るのはAの栄養とCの湿度であり、カビ対策は換気と掃除がポイントになる。 浴室は、毎日3分で構わないので“ついで掃除”をすると良い。『お風呂からあがる時に、床や壁の隅などをブラシでこすり、カビの栄養になる水垢や石けんカスを取り除く』、『床や壁にシャワーでお湯⇒水の順にかけて汚れを落とす』、『長めに換気扇を回して乾燥させる』、『洗車用のクロスや窓用ワイパーで水気を取る』が良い。 要注意なのが“エアコン”。エアコン内部は常に温度差による結露が生じている。スイッチを切る前には送風運転をして、内部の湿気を追い出そう。2週間に1度、フィルターの埃を掃除機で吸い取るだけでも大きく違う。このほか、シンクや洗面台の下は排水パイプがあって結露するため、カビが生えやすい。押し入れやクローゼット、靴箱、ベッド下なども湿気がこもりがち。乾燥剤を置くだけでなく、定期的に窓を開けて風を通すようにしたい。その際、扇風機を使っても良い。また、何度もカビが生える場所にはカビ除去後に予防策として市販の“防カビ剤”を。 みりんは3種類!? 食品表示の違い ●毎日新聞6月17日付 “みりん”は蒸したもち米と米麹に焼酎などを加えて発酵させた調味料。熟成による風味があるほか、アルコールによる臭み消しや、味を早く浸透させる調味効果もある。アルコール分が約14%あり、1リットルあたり20円の酒税がかかっている。みりんの類似品の1つである“みりん風調味料”は、水あめに酸味料や調味料をブレンドしたものが多く、アルコール分は1%未満。酒税はかからないが、アルコールと同じ調味効果はなく、開封後の常温保存も出来ない。甘みは強めでテリが出やすい。課税を避けるため、みりんに塩を加えてそのまま飲めないようにしたものが“発酵調味料”。みりんと同じ調味効果はあるが、塩分を他の味付けで減らす必要がある。 布団干し後に掃除機を 家のなかのダニ退治 ●毎日新聞6月21日付 6〜9月は家のなかのダニが最も増える時期。では、ダニ対策はどうしたら良いのか…。適度な湿度とアカやフケでダニの温床となりやすいのが布団。布団は干した後、掃除機でダニの死骸やフンを吸い取ること。1平方メートルあたり20秒のスピードで掃除機をかけるようにしたい。また、ダニは皮膚呼吸しており、乾燥すると体の水分が失われ、弱って死んでしまうので、@晴れた日は窓を開ける、A押入れにはすのこを敷いて風通しを良くする、Bたんすの裏は湿気が溜まりやすいので、壁から離す…といった対策を。 |
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2010/5/24 氷で味落ちる ビール ●東京新聞5月10日付 ジュースに氷を入れると美味しいが、ビールに氷を入れると味が落ちるのは何故か。サッポロビール・渡新価値開発部長によると、ビールは旨味と苦み、コクとキレなどが微妙なバランスを保つように設計された極めて完成度の高い酒であり、そこに氷を入れると、泡立ちが悪くなって炭酸ガスの爽快さが弱くなり、アルコールや旨味成分も薄くなって折角のバランスが崩れてしまうという。『外国で氷を入れるところがありますが、やむを得ない緊急策で、積極的な美味しい飲み方のレシピではないようだ』(同部長)。 愛犬と梅雨を快適に 皮膚病、食中毒に注意 ●毎日新聞5月13日付 もうじき、じめじめとした毎日がやってくる。梅雨の時期は、細菌やノミ、蚊が活発に動き出す季節だけに、犬たちの健康管理にも気をつけたい。まず、蒸れや湿気、暑さによって、皮膚の上の細菌やカビが急に増えると、皮膚病になりやすい。予防にはマメなブラッシングが一番。ブラッシングの際には、犬をあおむけにして、皮膚病の出やすい後脚の内側、前足の付け根などをチェックし、早期発見に努めたい。また、10日〜2週間に1回程度はシャンプーをして、清潔に保つ。シャンプー後2〜3日は皮脂が落ちている状態で、雨に当たると地肌が濡れて風邪を引きやすくなる。なので、散歩の際にはお腹まで隠れるレインコートを着用するなど、工夫をしたい。また、散歩が終わったら、指や肉球の間もしっかりとタオルで拭きたい。更に、この時期は食中毒にも要注意。@ドライフードは密閉容器に入れるなど保存方法を守る、A缶詰は使い切る、B食べ残しはすぐに片づける、C食器を毎回洗う…などを心掛ける。なお、この時期は、蚊が媒介する寄生虫による心臓の病気“犬フィラリア症”の予防が始まる。獣医師の処方薬を指示通りに12月頃まで飲ませる必要がある。 靴の選び方 幅ピッタリ、つま先ゆったり ●毎日新聞5月14日付 一日のかなりの時間身につけている靴。足に合っていないと、歩きにくく疲れがちなうえ、履き続けることで痛みやタコなど障害のもとにもなる。足に合った靴はどのように選べば良いのか。専門家によると、靴を選ぶ時のポイントで、意外と気にしていないのが足の幅。靴は大きさが同じでも、幅は異なる。靴を買う時に試着して、何となく幅が広い方がゆとりがあって歩きやすく、後から履けなくならないからよいと考えがちだが、これは望ましくないという。靴の幅が大き過ぎると、足が靴の中で滑ったり、土踏まずが下がって体重移動が上手くいかず、つま先に力が入りにくく歩きにくいためだ。また、つま先で地面を蹴って歩くのに、指先を靴のなかで動かせる余裕があることも必要。なので、靴を試着する際は、つま先立ちした状態でしゃがんでみて、つま先に違和感がないかどうかを確認したい。 |
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2010/4/19 点眼後のパチパチはダメ 目薬のさし方 ●毎日新聞3月22日付 目薬をさした後、目をしばたたかせるなど、不適切な点眼をしている人が9割を超すことが、医薬品メーカー・ファイザーの調査(緑内障患者など病院で複数の目薬を処方されたことのある40〜60歳代の男女1,200人を対象にしたインターネット調査)で判った。適切な点眼後の行動は、『しばらく目を閉じて、薬が鼻や喉に流れないように目頭を軽く押さえる』だが、適切な点眼を実行しているのはわずか5.8%。『目をパチパチさせている』(49.9%)、『しばらくの間、目を閉じている』(30.2%)、『しばらくの間、目を見開いたままじっとしている』(15.1%)など計90%以上が不適切だった。 摂取でキレイに!? コラーゲン ●東京新聞4月3日付 女性が美肌効果を期待する“コラーゲン商品”が人気だ。コラーゲンとは皮膚や血管、腱や骨などを構成するたんぱく質の一つ。ヒトでは全たんぱく質の3割を占め、うち4割が皮膚に、2割が骨や軟骨に含まれている。繊維状で皮膚の弾力を担う役割があることから、コラーゲン摂取による美容効果が期待されているわけだ。メーカーサイドでも消費者の信頼を得ようと、コラーゲン商品の効果に対する科学的裏付けに力を入れているが、しかし、依然として科学的に立証されていないというのが、一般的な認識だ。『コラーゲン摂取による皮膚の改善効果について、動物実験のデータはあるが、ヒトにおける検証などが十分ではない』、『摂取されたコラーゲンはアミノ酸に分解される。体内で再合成される可能性もあるが、摂取したコラーゲンがそのまま肌にいくことはない』(国立健康・栄養研究所)との指摘があるほか、国民生活センターには、コラーゲン商品を摂取して、『左手薬指がしびれた』、『顔と体に発疹が出た』などの苦情も寄せられている。 マヨネーズは2種類ある!? 食品表示の読み方 ●毎日新聞4月8日付 『マヨネーズなんてどれも同じ』と思っている向きもあろうが、実は、食品表示の規格上、違いがある。マヨネーズは卵と巣、油を混ぜて出来た調味料だが、JASの規格上、卵の使い方が異なる“卵黄型”と“全卵型”の2種類があるのだ。これは商品の原材料表示で見分けることが出来、例えば、『卵』の場合は、全卵型を意味する。卵黄型は濃厚な旨味とコクがあり、全卵型はさっぱりとして料理に馴染みやすい。日本食品成分表示によると、カロリーは卵黄型の方が低い。1925年にキユーピーが発売した初の国産マヨネーズは卵黄型。創業者が、『日本人の体格向上のため栄養価の高いものを』と作り、以来、同社は卵黄型にこだわり続けてきた。一方、全卵型は欧米に多く、日本では1968年に生産を始めた味の素が有名。なお、“カロリー半分”、“コレステロールを下げる”などと表示されたものの大半はマヨネーズタイプのドレッシング。規格外の原料を使っている等の理由でマヨネーズとは名乗れない。 |
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2010/2/15 痩せた人は『ならない』!? 糖尿病に誤解 ●毎日新聞1月27日付 肥満ではない40〜60歳代の3人に1人が、『将来、糖尿病にならない』と誤解していることが、製薬会社の調査で判った。昨年12月、40〜60歳代の健康な男女1,200人にインターネットで調査。糖尿病になりやすい体形を聞いたところ、49.7%が“太っている人”と答え、“体形は関係ない”(43.8%)を上回った。1,200人のうち肥満度を示す体格指数(BMI)が25未満の太っていない男女600人に、『将来、糖尿病になる可能性』を聞くと、36.3%は“ない”と受け止めていた。日本人は血糖値を抑えるホルモン“インスリン”の分泌能力が低い人が多く、標準体重以下の患者も多い。だが、標準体形ややせ形でも糖尿病になりやすいことを知っている人は38.8%だった。 茶うがい 広まる新型インフル予防 ●東京新聞1月29日付 体に良いとされる緑茶。含まれる成分が、抗ウイルス作用や抗酸化作用といった働きがあることも動物実験などの研究で明らかになり、最近はヒトにも有効とされている。例えば、インフルエンザウイルスは、喉などの細胞に吸着し感染するが、緑茶に含まれる成分“カテキン”にそれを阻害する抗ウイルス効果があることが判っている。また、昨年末、伊藤園中央研究所が行った細胞実験では、カテキンの一つ“エピガロカテキンガレード”に季節性だけでなく、新型インフルエンザのウイルスについても感染抑制効果があることが示された。このカテキン効果に着目して、緑茶によるうがいを新型インフルエンザ予防に活用する動きも広まっている。更に、メタボリック症候群や生活習慣病の予防効果についても研究が始まっており、肝臓のダメージを抑える緑茶の抗酸化作用などを活かして、C型肝炎のインターフェロン治療に緑茶を併用して治療効果を高めている医療センターもある。 塩分 日本人3大死因の引き金 ●毎日新聞2月4日付(夕) 塩漬け食品の摂り過ぎや、食事全体で塩分の多い生活習慣を続けると、各種の癌や循環器疾患(心筋梗塞、脳卒中など)を発症しやすいことが、厚生労働省研究班の大規模調査で判った。調査は、8県に住む45〜74歳の男女約8万人を対象に実施。対象者を、食事全体の塩分(ナトリウム)摂取量、塩辛や漬物、イクラなど塩漬け食品の摂取量によって5グループに分け6〜9年間の調査期間中の癌、循環器疾患の発症状況を調べた。塩分全体の摂取量が多い群(1日当たり平均17.8グラム)は、少ない群(同7.5グラム)に比べて循環器疾患の危険性が約2割高かった。塩漬け食品の摂取量が多い群は、何らかの癌を発症する危険性が11〜15%高かった。塩漬け食品の摂取量が多い群の循環器疾患の危険性は高くはなかったが、これは、魚や野菜に循環器疾患を予防する栄養素が含まれるためと見られる。 |
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2010/2/1 ポイントは運動・食事・記録 正月休みのぜい肉解消 ●東京新聞1月15日付 クリスマスケーキに正月料理、新年会など食べるイベントが続いたうえに、寒くて身体を動かすことも敬遠しがちで、体重が増えやすい季節。しかし、体重管理は健康維持の第一歩。そこで、春に向けての減量対策は…。専門家によると、日々の積み重ねが大切だそうで、ポイントは次の通り。 まずは“日常動作”。特別な運動ではなく、歩く、掃除をする、物を運ぶといった日常動作の身体活動は、“NEAT(非運動性身体活動による熱産生=ニート)”と呼ばれ、一般的にヒトが消費するエネルギーのうち25〜30%あり、運動(0〜5%)より消費量が多いことから、肥満解消に着目されるようになってきた。立つ動作は、座った場合よりエネルギー消費が一時間当たり約100キロカロリー多い。@自動車に乗らず歩く、Aエレベーターに乗らず階段を利用する、B自転車をこぐ、C通勤電車で座るよりも立つ…などを心掛けると良い。また、日光を浴びての散歩も良い。 次のポイントは“油脂調整”。一回の食べ過ぎで、すぐ体に脂肪がつくことはない。必要以上の食事量が続くと、余ったエネルギーが脂肪になる。従って、食べ過ぎたら、早めに食事の量や油脂を減らして調整する。その場合のおススメは、鍋料理や蒸し料理。野菜が潤沢な上、豆腐や肉、魚などタンパク質もバランス良く摂れ、油脂は控えめだ。まお、夕飯は、就寝の2時間前に済ませるのが理想的だ。 最後に“自己管理”。自分の行動を把握することが体重管理には一番大事で、一日1回、体重を量り、食べたものと一緒に記録すると良い。その際、間食も漏らさず記録すること。手帳に書いたり、食事を携帯電話などのカメラで撮るのも良い。 栄養補給に免疫力アップ バナナ ●産経新聞1月22日付 受験シーズン。受験生にとって免疫力や集中力のアップが欠かせないが、その強い味方が“バナナ”だ。バナナは、『エネルギー源の糖質が豊富で、それを分解する酵素のアミラーゼを含む。余分な脂肪の排出を促進する可溶性と不溶性2種類の食物繊維も両方含まれている。これらが腸管内の環境を整えることで、免疫力を向上させる』(専門家)のだ。更に、トリプトファンなどの必須アミノ酸も含んでおり、『トリプトファンは脳内活性物質のセロトニンを増やす効果があり、セロトニンの増加はストレスへの抵抗力を強め、リラックスさせる。結果として、集中力も増す』(同)とされる。 では、バナナはどんな食べ方が良いのか。『アミラーゼは熱に弱いため、生食が良い。ただ、アミラーゼ以外のほとんどの成分は過熱しても大丈夫なので、バナナチップなどドライフルーツとして食べる方法もある』、『カルシウムも摂れる乳製品と組み合わせるのも手。牛乳と一緒にバナナジュースにしたり、ヨーグルトと混ぜてサラダにかけるのも一案』(同)だ。 |
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2010/1/18 本番直前の心得 受験シーズン ●東京新聞1月12日付 いよいよ受験シーズン。本番直前のこの時期、受験生本人や保護者は学習や健康管理にどう気をつけたら良いのか。専門家に本番までの節目毎の心得を聞いた。 @1ヵ月前…『皆から取り残されている』と誰もが不安になる時期。出来ないことを始めると時間が足りず焦るので、1ヵ月で出来ることをやるのが基本姿勢。例えば、学習を、(A)万全、(B)もう少し、(C)苦手と仕分けし、Bだけをやる。これは、(C)を攻略するには時間がないし、出来ないと自信をなくすため、Bに取り組むことで得点アップを目指す。もちろん、健康管理は大切で、手洗い、うがい、睡眠は確りと。加湿器を使い、睡眠時もマスクを着用し乾燥対策をしたい。 A10日前…夜型を朝型に切り替え、試験開始時刻の3時間前には起きるよう、体内時計を本番に向け整える。勉強は本番と同じ時間帯に集中してやり、夕方からはのんびりと過ごす。『受験後にやりたいことリスト』を作るのも受験に向かう意欲を高める効果が。また、この時期、保護者にも注意点が。根拠もなく、『あなたなら大丈夫』、『必ず受かる』などと励ましたり、『大丈夫?』と聞いたりしない。これは、不安だらけの本人に逆プレッシャーを与えるだけのため。 B5日前…本番と同じ時間に同じ教科の過去問を解く“その時間リハーサル”を。また、食事は胃腸を壊さないよう注意。 C3日前…“その時間リハーサル”は続けつつ、学習量を大幅に減らしてゆったり過ごし、本番のストレスに備える。 D前日…当日必要なものを揃えてかばんに入れ、出来れば本番と同じ時間帯に試験会場の下見へ。 E当日朝…普段通りが一番。励まそうと“験担ぎにカツ丼”は厳禁。これは、食事が高タンパク、高脂肪で消化が良くないため。 F試験会場で…深呼吸はまずゆっきり息を吐くことから。息は吐けば自然に戻ってくる。無理に吸おうとすると、過呼吸に陥ることもあるので注意を。 暖房器具の事故を防ぐ 相次ぐストーブなどの火災 ●毎日新聞1月13日付 暖房器具による事故や火災が相次いでおり、独立行政法人・製品評価技術基盤機構では注意を呼びかけている。具体的には、『ストーブや温風機で洗濯物を乾かしたり、布団やカーテンなど可燃物の近くで使うことは絶対に避ける。石油ストーブなどは消火してから給油し、就寝・外出中には使わないことも徹底して欲しい』、『ハロゲンヒータでは内部部品の不良などから発熱して煙が出るケースが多発している。対象商品(同機構のサイトで確認出来る)を所有していたら、直ちに使用を中止する』、『湯たんぽや電気あんか、電気毛布、使い捨てカイロなど、心地良い温度でも長時間にわたって皮膚に触れていた場合や、厚手のタオルなどでくるんで使っていた場合でも、やけどする恐れがある。同じ部分を長時間温めないで欲しい』などとしている。 |
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2010/1/11 くま、血行良くして改善 入浴、睡眠も重要 ●毎日新聞09年12月16日付 疲れがたまると目元に出来る“くま”。専門医によると、『口にくまといっても、原因によって“青くま”と“茶くま”の二つに大別される』そう。疲れやストレスによって血行が悪くなると出来るのが青くま。酸素が少なく青黒い静脈血が目の下に大量に滞ることで起こる。まぶたや目の周りの皮膚の厚さは0.6ミリ。顔のほかの部分の皮膚の約3分の1の厚さしかないが、皮下には多くの血管が走っているため、血液の色が他の部位より透けやすいのだ。一方、紫外線や摩擦による刺激で傷んだ細胞でメラニン色素が増えて皮膚に沈着したのが茶くま。目の周りは皮脂腺や汗腺が少なく角質が薄いため、乾いて傷つきやすいことで起こる。 では、それぞれの予防や対処法は…。青くまを解消するには、血行を良くするのが一番。入浴やマッサージでも改善出来るが、即効性のある一つが“カシス”。カシスに含まれるポリフェノールの一種“アントシアニン”に、細い血管を拡張し、血液を流れやすくする働きがあるのだ。茶くまは、色素生成を抑えることで、出来てしまった色素を早く皮膚から排出するのが対処の柱。専門家によると、ビタミンCに色素生成を抑える働きがあるそう。ビタミンCはアセロラやレモンなどの果物や野菜などで摂取出来る。また、沈着が浅ければ、メラニンも古い角質と一緒にそのうち排出されるので、入浴や十分な睡眠など、新陳代謝の改善も心掛けたい。 増え続ける国内感染者 エイズ ●毎日新聞1月6日付 かつては発病したら死亡する病気とされたエイズ(AIDS=後天性免疫不全症候群)。国内の感染者は増え続けており、2008年のHIV新規感染者は1,126人、新規エイズ患者は431人、感染者・患者の合計は1,557人で過去最多。保健所の検査で陽性が判明したケースは全体の約3分の1で、残りは免疫の衰えで起きる肺炎やリンパの腫れなどの症状が出てから病院で発見されている。 感染者が増加する一方で、治療は劇的に進んでいる。90年代前半までは不治の病とされたが、1996年、HIVの増殖を抑える複数の抗ウイルス薬を併用する治療法(HAART療法)が有効と確認されて以降、死者は劇的に減った。 ただし、課題もある。一つは、中性脂肪の上昇など脂質代謝異常、肝臓や腎臓の機能障害、体型のゆがみなどの副作用だ。もう一つは、薬が効きにくくなる耐性ウイルスの発生。こうした課題に対し、2009年9月、プリジスタナイーブ(一般名・ダルナビルエタノール付加物)が新たに治療薬に加わった。他の薬と併用するが、1日1回の服用で済むうえ、副作用が少なく、耐性ウイルスにも強い。現在、国内では20種類以上の薬があり、薬の新たな組み合わせで治療法は更に進んでいる。専門家は、『血管内からウイルスを排除すれば、血管障害などの副作用も軽くなる。思い当たる人は早く検査を受けてほしい』としている。 |
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2009/12/07 冷え性対策 自分に合う方法で根気よく ●東京新聞11月13日付 気温が低下し、冷えもより厳しくなる冬。身体を温める対策法とは…。日常、自分で出来るケアとして、まずは“早寝早起き”。時間が不規則な生活が続くと、日中に働く交感神経と夜間に働く副交感神経の切り換えが悪くなり、体温の調節も上手く出来なくなる。 強い不安や緊張感も、手脚の血管の収縮を起こし、冷たくなって冷えにつながる。そういう時は入浴でリラックスしたい。半身浴でぬるめのお湯に長くつかる。入り始めに上半身が寒く感じる時は乾いたタオルを肩にかける。足湯も良い。バケツにくるぶしの上くらいまで熱いお湯をはって足を入れ、体全体が温まるまで続ける。ショウガをすりおろして入れると温まりやすい。 熱を生み出す筋肉を作るための運動も対策の一つ。体力が落ちて疲れやすい人は、腹筋や背筋など筋トレが必要。緊張や不安感があり、睡眠リズムが崩れている人は、ストレッチやウォーキング、サイクリングなど爽快感を伴う運動が良い。自分に合った方法で根気強く続けることが大切だ。 食べ物での対策だが、まず、体温を上げるのに、豚・牛・鶏などの赤身肉を少量ずつこまめに食べると良い。市販の朝鮮ニンジンのエキスを飲みやすいようにフレーバーティーに溶いて飲んだり、ニンニク料理を食べるのも効果がある。即効的に上げる食べ物ならば、トウガラシやショウガ。特にショウガは、料理やショウガ湯など幅広く使える。緑茶やコーヒーなどのカフェインは身体を冷やすので取り過ぎには注意したい。 元気で長生き出来る食事は!? 野菜、果物350グラム ●毎日新聞11月27日付 メタボリックシンドローム対策やダイエット志向の高まりで、日本人のエネルギー摂取量は年々低下、2006年にはついに終戦直後を下回った。栄養学者からは、『このままでは長寿社会どころか平均寿命は短くなっていく』と懸念する声が上がっている。では、長寿につながる食生活とは…。 人間の体は9種類の必須アミノ酸を含む20種類のアミノ酸で出来ている。この構成に近いアミノ酸を摂れるように、食べ物全体の50〜60%は動物性たんぱく質を摂った方が良いとされる。必須アミノ酸が全て揃った食品を100点としてアミノ酸バランスを見る“アミノ酸スコア”では、“卵・吸入・肉・魚”が100点で、大豆80点、コメ60点、小麦40点となる。 一日に必要な食品の基本として、@卵1個、A牛乳200cc、B肉、魚をそれぞれ同量(70〜90グラム)、C豆腐3分の1丁、D野菜・果物350グラム、E油脂15cc。このおかずの量を変えることなく、各人の身体の大きさや運動量でご飯の量を調整すると良い。 なお、高齢になると、肉などのおかずの量を減らした方が良いと考える人が多いが、それは誤り。基本のおかずを確り摂ったうえで、基礎代謝の減少分だけご飯の量を減らすと良い。例えば、70歳代ならば、一日約110キロカロリー(お茶碗1杯弱)を減らす程度になる。 |
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2009/11/09 常識覆す研究発表 コレステロール値と中性脂肪 ●東京新聞10月27日付 『コレステロール値と中性脂肪が高い方が長生きする』…これまでの医療分野の常識を覆すような研究結果を日本脂質栄養学会がまとめた。コレステロールを低下させる医療や食事による生活習慣病の予防対策の見直しが必要としている。 コレステロールなどについては、これまでの数々の試験によって『血清コレステロール値が高いと心疾患が増える』、『コレステロール値を下げると動脈硬化性疾患が予防出来る』などの結果が示され、それらは医学界の常識として定着してきた。 しかし、浜崎智仁・富山大和漢医薬学総合研究所教授は国内外の臨床研究や疫学調査を基に、『悪玉と呼ばれるLDLコレステロールは低下させなくてもよい』と報告、LDLコレステロールが高い方が死亡率は下がるという。大櫛陽一・東海大医学部教授は、『遺伝病である家族性高脂血症以外の人では、血中の中性脂肪の量は、食事と生体のエネルギー消費に合わせ適切に調整されている』とし、日本人では高脂血症とされている人の方が脳卒中のリスクが低く、脳卒中になっても軽症として、家族性高脂血症などを除き、中性脂肪を下げる必要はないとする。 また、コレステロール低下薬は科学的根拠がある薬として受け入れられているが、数々の大規模臨床試験の主任研究員を務めた仏グルノーブル第一大医学部のミッシェル・ド・ロルジュリル心臓栄養部長は、『最近の臨床試験ではその有効性が認められなかった』と説明、コレステロール値が高いことが心臓病の主因で、下げれば心臓病の罹患率と死亡率を下げられるという理論は見直すべきだという。 奥山治美・金城学院大脂質栄養オープンリサーチセンター長は、『動物性脂肪とコレステロール摂取量を減らして高リノール酸油を増やすと血中の総コレステロール値が低下し、動脈硬化を予防出来る』という説を批判、『リノール酸の取りすぎが多くの病気を増やす。動物性脂肪は安全性が高い』として、健康に良い油脂の選び方の方向転換を求めている。 空き巣被害を防ぐには 日常習慣の見直しを ●毎日新聞10月28日付 警察庁の統計によると、昨年に全国で発生した住宅の侵入盗被害は9万1,082件(ワースト1位は愛知県の8,077件)。全体の約7割を空き巣被害が占めた。では、被害を防ぐにはどうすればいいのか。専門家は、被害防止策の一つとして、生活習慣の見直しを指摘。 @短時間の外出でも鍵をかける、A屋外に脚立やスコップなど侵入の道具になるものを放置しない、B夜間でも電灯をつけて不在を判りにくくする…などちょっとした心がけで、侵入盗の標的になりにくくなる。また、窓ガラスを割れにくくするために防犯フィルムを張ったり、防犯ガラスに交換することも効果的。不審者を察知して光るセンサー付きライトやカメラ付きインターホンも有効という。 |
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2009/10/26 適正使用を 薬の服用 ●毎日新聞10月14日付 製薬会社などで作る“くすりの適正使用協議会”が今年8月、インターネットで小中学生の保護者600人を対象に調査したところ、医師に処方された薬について7割の人が服用を途中でやめた経験があり、4割が家族の飲み残しを服用した経験があるといった結果が出た。決められた量を飲み切らないと逆効果になる薬もあり、協議会は正しい服用を呼び掛けている。 調査では、子供の薬に関しては9割以上が目の前で薬を飲ませるなど、間違った服用をしないよう気を付けていた。しかし、自分の薬では“飲み残し”を72%、“家族の余りの服用”を40%が『したことがある』と回答。いずれも7割以上が専門家に相談せず自己判断していた。日本茶やスポーツドリンクなど水以外で薬を服用したことがある人も67%に上った。 同協議会によると、血圧降下剤の場合、血圧が下がった時点で『改善した』と判断して服用をやめると血圧が再上昇する恐れがあるとしている。また、抗生物質などの抗菌薬は、服用中断により生き残った病原菌が耐性化して治療が難しくなる危険があり、鎮痛剤やせき止め薬は、カフェインの入った飲み物と一緒に服用すると効果が弱まるとしている。 医薬品の副作用に関しては国の健康被害救済制度があるが、処方通りに服用していないと救済は受けられない。ちなみに、現在、年間約3万件の副作用報告に対し、給付決定が1,000件に満たない状態が続いているそうだ。 新型インフル対策に こまめに緑茶うがい ●毎日新聞10月17日付 感染が拡大している新型インフルエンザ。予防対策の基本はこまめな手洗いとうがいだが、うがいに緑茶を使うと予防効果が高まる可能性があることが判ってきた。 緑茶にはポリフェノールの一種“カテキン”が含まれ、お茶の渋み主成分となっている。カテキンには近年、様々な健康効果があることが報告されている。例えば、食事の際に脂肪の吸収を穏やかにする体脂肪低下作用や、血中コレステロール値の抑制作用など。加えて、今、注目されているのが抗菌作用だ。インフルエンザウイルスは細胞膜に取りついて増殖し、感染症状を引き起こす。だが、ウイルスの回りにカテキンが吸着すると、ウイルスは細胞膜に取りつくことが難しくなる。緑茶でうがいをすれば高い感染抑制が期待出来るという。 では、実際に緑茶うがいを取り入れる場合、どんなことに注意をすれば良いか。特段に濃い緑茶を用意する必要はない。より予防効果を高めるために、水筒やボトルで持ち歩き、こまめにうがいをしたり、 飲んで喉を潤すと良い。のどの奥はウイルスが溜まりやすいので、顔を上に上げて約15秒、ガラガラとしっかりうがいをしたい。また、新型インフルエンザは感染力が強いため、うがいだけでなく、@十分な睡眠、Aしっかり栄養を摂る、B人が多い場所を避ける…などの対策も必要だ。 |
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2009/10/12 衣替え 上手に畳んでスッキリ収納 ●東京新聞9月29日付 そろそろ本格的に冬物へ衣替えする時期。夏物をスッキリ収納するためにも、不自然なしわが出来ない、コンパクトで手軽な畳み方は知っておきたい。整理収納アドバイザーで一級建築士でもある、すはらひろこ氏によると、全ての衣料に共通する収納のポイントは、『次に使う時の取り出しやすさを重視し、“逆算”して畳んでしまうこと』。すはら氏のテクニックは、衣類を本棚の本のように、引き出しに縦に並べることが基本。引き出しを開けると、一目で衣類の区別がつき、収納を乱さずに目当ての衣類が取り出せる。『深さが20cm程度ある引き出しは縦に並べやすくて便利。引き出しの深さ、幅から、畳み上がりのサイズを決めて収納して欲しい』とアドバイスする。 主なアイテム別の畳み方だが、靴下は、@左右一組を重ね合わせ、足首の上の部分を半分に折る、Aつま先部分を履き口のなかに差し込んでまとめる。ワイシャツ、ブラウス、ポロシャツは、@ボタンの一番上、真ん中、一番下をとめ、背中を表にして広げる、A仕上がり幅を引き出しの奥行き(2列にするなら半分)に合わせて決め、左右それぞれを内側に折り、袖を折り返す、B引き出しの深さに合わせてから三つ折にする。なお、プレスされたワイシャツ以外は、襟を立ててから畳むと収納しやすい。Tシャツは、@襟ぐりから袖にかけて中央で半分に折る。Aブラウスのように袖を折り返してから三つ折にする。ズボン、パンツは、@ジーンズやカジュアルパンツは股を中心に半分に折り、センタープレス(中心線)の折り目があれば、合わせて形を整える、A二つ折りか三つ折りにする。 都心から富士山を見る 通勤時、穴場多く ●毎日新聞10月3日付 空気が澄み始めるこの時期、通勤時間を利用して富士山を見つけてみてはどうか。例えば、東急目黒線・大井町線に大岡山駅。ホームに降り立つと、下り方向に地上への電車の出口があり、わずかに空が見える。晴れていれば、地下にいながら富士山が望めるのだ。都営新宿線・船堀駅からも富士山が明瞭に見える。“富士見路線”と名付ける東京メトロ東西線も、千葉県勝浦市などでは高架になり、景観を楽しめる。ただし、場所によっては進行方向に富士山が位置するため、見えにくいこともある。朝の通勤ラッシュでは場所取りも重要で、富士山側の窓寄りに上手く入り込みたい。昨春に開業した日暮里・舎人ライナーも車窓から富士山が狙える新しいスポットだ。 富士山は東海地方だけのものではない。専門家によると、理論上は全国20都府県から望めるという。ふもとの静岡、山梨両県に関東1都6県、福島、新潟、富山、長野、岐阜、愛知、三重、滋賀、京都、奈良、和歌山の各府県だ。北限は福島県で、299km離れた二本松市の日山(標高1,057m)から撮影に成功している。最遠方は、323km離れた和歌山県那智勝浦町の色川富士見峠(同900m)で、明瞭な富士山の写真が撮られた。 |
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2009/9/21 夏のアイテム 正しいしまい方 ●東京新聞9月7日付 サンダル、麦わら帽子など、大活躍した夏アイテム。1年後、カビや黄ばみで悔しい思いをしないために、正しくしまっておきたい。日傘は開き、洗剤液を含ませたスポンジで、汚れを叩いて落とす。その場合、こすらないように注意すること。その後、シャワーで洗剤をすすぎ、骨部分の水滴をふき取って日陰でよく乾かす。仕上げに屋外で防水スプレーをかける。 帽子は、洗える場合、@型崩れしないように帽子を小ぶりのザルにかぶせ、洗い桶の中に入れる、A分量の水で溶いた中性洗剤を使い、スポンジで洗う、B数回水を換えてすすぐ、C仕上げに糊剤をかけ、ザルにかぶせて陰干しする。洗えない場合は、@全体に素材の目に沿って洋服ブラシをかける、A汚れがある場合、洗剤液をつけたタオルで、汚れをタオルに移すイメージで叩く、B仕上げに洗剤液を水に換えて叩く、Cザルにかぶせて陰干しする。収納時は、ザルにかぶせたままか、内側にタオルをつめて不織布にくるんで保管する。 サンダルは、革製の場合、汚れた部分に専用クリーナーや革用消しゴムを使う。革以外の天然素材の場合、固く絞った布で汚れを叩いて落とす。は虫類の革やエナメルは専用のケアグッズを使う。 基礎疾患にご用心 新型インフルエンザ ●東京新聞9月11日付 新型インフルエンザの感染が各地で広がり、全国的な流行が懸念されている。健康な人ならば感染しても症状は軽く済む一方で、糖尿病や呼吸器系疾患などを抱える人の中には重症化し死亡する例も出ており油断出来ない。 専門医によると、まず、糖尿病の場合、血糖管理が悪いと基礎体力や免疫力の低下があり、細菌やウイルス感染に対する防御反応が弱い。また、血糖管理が良くても、感染症にかかった場合、血糖値がいつもより上昇しやすいというリスクがある。感染した場合の内服や注射の対処について、事前に担当医と相談しておき、感染が判ったら、@湿度を60%程度に保った室内で安静にする、A決められた時間ごとに血糖値や体温などを測定して記録、報告する、B決められた薬を飲む、C出来るだけ普段通りの食事をする、D水分と電解質を十分に摂る…を実践する。 腎不全の場合も、免疫力が低下して感染症にかかりやすいという点では同じ。 専門医は、老廃物が蓄積しやすいので、体調の悪い時ほど人工透析を確り受けるべきとしている。 最後に、呼吸器系疾患の場合、高齢者に多い肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患の患者は、長年の喫煙習慣によって肺が痛み、呼吸機能が低下、更に肺の免疫力そのものも低下しているため、重症化しやすい。また、二次感染である細菌性肺炎も起きやすい。日常的に出来るうがい、手洗いなどの予防法を実践し、体内に入るウイルスの量を減らす、普段から基礎体力、免疫力を高める生活を心掛けて流行に備えたい。 |
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2009/9/7 胃がん予防に ピロリ菌、外来で除去 ●毎日新聞8月29日付 日本は先進国の中でいまだに胃がんが多い。その主な要因が“ピロリ菌”の感染だ。2001年に国立国際医療センターが発表した試験結果によると、ピロリ菌の感染者(1,246人)と非感染者(280人)を8年間、追跡調査したところ、非感染者が1人も胃がんにならなかったのに対し、感染者は約3%が胃がんになった。 ピロリ菌は病原性の高い特殊なたんぱく質(キャグAたんぱく質)を出して胃粘膜の構造を破壊し、細胞をがん化させる引き金になるという。また、ピロリ菌が遺伝子変異を起こして胃がんの発症を促す特殊な酵素の発言に深くかかわっていることも解明されている。 一方で、ピロリ菌を除去すると胃がん発生率は低下するという結果も発表されている。これを受けて、ピロリ菌除去が胃がん防止になるとして、全国約20ヵ所でピロリ菌外来が開設されている。除去には抗生物質を使うが、悩みは耐性菌の出現。一般に、抗生物質の使用量が増えると抗生物質が効かなくなる耐性菌が出てくるのだ。ピロリ菌も例外ではなく、8〜9年前は除菌の成功率が約8〜9割だったが、ここ数年は約7割に落ちてきた。 そこで注目されているのが、除去効果を上げるプロバイオティクス(消化管内の細菌バランスを整え、有益な効果をもたらす乳酸菌などの微生物のことを指す)だ。試験では、抗生物質とプロバイオティクスの併用でピロリ菌の除去率がアップすることも明らかにされており、『医学的にいえば、ピロリ菌を除去するなら併用療法が望ましい』(専門医)。なお、ピロリ菌除去の治療は9年前、健康保険の対象となった。ただし、適用されるのは胃潰瘍や十二指腸潰瘍と診断された場合で、健康な人がピロリ菌を除去する目的で受診する場合は、菌の有無を調べる検査費用も含め全額自己負担となる。費用は検査法や病院によって異なるが、総額で約2万5,000〜5万円前後。 新型インフルエンザ こんな症状は危険 ●毎日新聞9月1日付 世界的猛威をふるう新型インフルエンザ。WHOによると、世界の重症例の約40%は健康な子供や50歳以下の成人。持病の有無に関わらず、全ての人が以下の@〜Hに示す“重症化の兆候”に注意するよう呼び掛けている。@通常の活動中や休憩中も呼吸が荒い、A呼吸困難、B顔が蒼白になる、C血痰や着色した痰が出る、D胸の痛みがある、E精神状態が変わってしまった、F3日以上続く高熱、G低血圧、H小児では注意力散漫、起床困難、遊びへの興味の減退。 また、かかってしまった場合、どこの病院を受診すれば良いのか。発熱患者を診療する医療機関が判らない場合は、まず、保健所などに設置された発熱相談センターに電話相談する。発熱患者を診療する医療機関が判る場合や、慢性の持病があり、かかりつけの医師がいる場合は、まずは電話して受診時間などを聞く。絶対に電話せずに行かないように。 |
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2009/8/24 夏こそ注意、脳卒中 体内の水分量減少で… ●毎日新聞8月7日付 寒い冬に発症すると思われがちな脳卒中だが、意外にも夏に発症する例は多い。これは、大量の汗をかくことなどで体内の水分量が減少し、血液の粘度が増すことが原因と考えられる。特に、高齢者の場合は、体内の水分量が少なくなってきても、喉の渇きとして認識しにくいため、血液の粘度が上昇し、血栓が出来やすくなる。 予防にはこまめな水分補給が大切。大人の場合、一日に必要な水分量は約1.5リットルで、食事の分を差し引いても、水やお茶、スポーツドリンクなど1リットル以上の水分を意識的にとる必要がある。同時に注意が必要なのは飲酒。運動で汗を流したあとにビールで喉を潤すという人も少なくないが、アルコール類は利尿作用があり、むしろ、体内の水分を減らす結果になる。『ゴルフ⇒サウナ⇒ビールというのは最悪の循環』と専門医は指摘する。 糖尿病と相互関係 歯周病 ●毎日新聞8月14日付 歯周病は虫歯と並ぶ“歯科の2大疾患”。歯や歯と歯茎の間に存在する細菌による感染症だ。専門医によると、歯周病患者は糖尿病になりやすく、逆に糖尿病患者はそうでない人に比べて2倍以上の確率で歯周病にかかりやすい“相互関係”があるという。『糖尿病の状態が改善されない人は、一度口腔内をチェックし、歯周病治療を受けるべき』(専門医)だ。 歯周病の予防には、毎日の歯磨きが欠かせない。きちんと手入れするには、歯ブラシ1本だけではなく、歯間ブラシやデンタルフロスで歯と歯の間の汚れを落としたり、奥歯を清掃しやすい“部分磨き”用のブラシも使い、丁寧にケアをする必要がある。歯磨き粉を用いて磨くと爽やかな気分になるが、ブラシをきちんと当てないと汚れは落ちないので注意が必要。歯ブラシの柄をペンのように持ち、力を入れ過ぎないように歯に対して直角に当てる。力任せに磨くより、細かく振動させる方が汚れは落ちる。磨きにくい奥歯は手鏡を使って歯ブラシが届いているか確認をしたい。1ヵ所につき、数字でゆっくり10数えるくらい確り磨くようにしたい。 なお、下記の歯周病チェックポイント12項目中、3〜4個が該当すれば“歯周病の可能性あり”、5個以上が該当すれば“歯周病の可能性が高い”と判定出来る。また、I〜Kの3つが該当した場合は、重度の歯周病の可能性が高いといえるので要注意だ。 @歯茎がむずむずしてかゆい、A歯茎が浮いた感じがして腫れぼったい、B冷たいものがしみる、C歯を磨くと歯茎から出血する、D朝起きた時、口のなかがネバネバして不快である、E歯茎を押すと血や膿が出る、F口臭を指摘された(自分で口臭があると感じる)、G歯茎の色が赤黒い、ないしは歯茎が腫れている、H歯と歯の間に食べ物が挟まりやすい、I歯を押すとグラグラする、J歯茎が下がり、歯が長くなったような感じがする、Kこの頃、歯並びが変わったような気がする。 |
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2009/8/3 水分補給術 熱中症を防ぐ ●毎日新聞7月14日付 本格的な夏目前。温暖化の影響で年々、気温は上昇しており、今年も熱中症の多発が危惧される。予防のために、効果的な水分補給を心掛けたい。 まず、エアコンの無い場所の場合、水分を30分ごとにこまめに摂る。喉が渇いていなくても、水を一口飲む。これだけで、約20〜30ccは摂取出来る。一日に1.5〜2リットルの水分を摂取することが大切だ。なお、運動後や風呂上がりの一杯にビールを飲む人は多いが、猛暑の夏は水分補給というより逆効果。また、お茶やコーヒーなどカフェインを含むものは利尿作用があるので、出来れば真水か麦茶がいい。温度は、コップが汗をかく程度(5〜15度)が適している。こまめに飲むためには卓上に水筒やポットを置いておくと便利。水や麦茶だけでは飽きてしまうので、時には梅酢や黒酢、ドリンク用の酢を薄めて飲むのもいい。 水や冷たいものが飲みにくい人は、薄味のお吸い物、昆布茶、梅干し茶などを利用すると、程良い塩分も摂れる。また、汗を沢山かいた時には、水だけではなく、スポーツドリンクを水で倍に薄めたものや、0.1〜0.2%の塩水を飲むことも大切。日中にスポーツや肉体労働をする人は、1時間に1度は休憩をとり、500〜1,000ミリリットルの水分を摂ること。この際、0.1〜0.2%程度の食塩と、5%の糖分を含んだスポーツドリンクなどが最適だ。 初心者でも楽しめる軽登山 安全面での注意点 ●毎日新聞7月22日付 アイゼンなどの登山道具を使わない“軽登山”を楽しむ人が増えている。初心者でも気軽に自然と触れ合え、健康に良いと人気だが、準備を怠ると事故につながる。では、軽登山を安全に楽しむポイントとは…。 まず、登山前には山の特徴を知っておきたい。当日は途中でばててしまわないように朝食を必ず摂る。強風や霧の場合、登山道が判らなくなってしまうので、天候次第では登頂を諦めることも必要だ。服装は日焼けや虫さされ防止のため、長袖のシャツに長ズボン。日焼けは体力消耗のもとなので、日焼け止めや帽子も利用したい。汗をかくと乾きにくいので、下着は綿より化繊がいい。滑りやすいスニーカーは避け、くるぶしまであるトレッキングシューズを履く。地図はもちろんだが、山は天気が変わりやすく、ふもととの気温差も激しいので、雨風をしのげる防寒具も持参したい。水は日帰りでも最低1リットルは必要。登山前はストレッチなどで体をほぐしておきたい。 歩き方だが、最初の30分は坂道を上っていることを意識してゆっくり歩き、山に体を慣らしていく。足の裏全体で接地する“べた足”、“小また”が疲れないためのコツ。下山の際は、胸を張り、ひざを曲げて足裏全体で着地すると良い。途中、立ち止まって水分を補給したり、チョコレートなどでエネルギーを補給したい。 |
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2009/7/20 サドルは高め、ギア軽め 自転車通勤 ●毎日新聞7月3日付 節約やエコ意識の高まりで広がっている“自転車通勤”。専門家によると、乗る際のポイントは、サドル(座席)が高めで、同じ走行速度でも軽めの変速器(ギア)を使ってペダルを速くこぐ方が望ましいとのこと。というのも、サドルが低めだと、太腿前側の筋肉が集中的に使われ、疲れやすいうえ、膝を屈折した状態でこぐため、膝への負担が大きくなり、関節を痛める恐れがあるから。従って、脚全体の筋肉が使えるように、サドルの高さは、腰をかけた状態でつま先が届くくらいが良い。なお、雨の日は視界が悪く、滑りやすい。無理をしないことが自転車通勤を長く続ける一つのコツといえる。 枝豆の美味しいゆで方 塩でもんでから ●毎日新聞7月7日付 枝豆にはアルコールの分解を促すビタミンB1と、余分な塩分を排出するカリウムが含まれており、夏の暑い日のおつまみに最適。その枝豆だが、日持ちしないので、買ってきたらすぐにゆでで食べることが大切。300グラムの枝豆に対し、塩は大さじ1杯半〜2杯を用意。水洗いし、水気を切り、味を染みやすくするためにサヤの片端をハサミで斜めに切る。この後、大さじ1/2の塩でもみ、鍋にたっぷりのお湯と残りの塩を入れて3〜4分ゆでる。ゆで上がったら、ざるに上げ、団扇であおぐと色よく仕上がる。 熱中症にご注意 室内でも油断禁物 ●東京新聞7月10日付 気温が高くなったり、運動などをして体温が上がると、人は汗をかいて 体外に熱を出す。自立神経も働き、皮膚の表面に血液が集まって皮膚の温度が上がることでも熱を出している。ところが、気温や湿度が高い、風通しが悪い、日差しが強いといった環境で、こうした体温調節機能が上手く働かなくなったり、体内の水分や塩分のバランスが崩れると、熱中症になってしまう。室外だけではなく、室内でも前述のような環境下では熱中症になる。 熱中症になると、脳や臓器などへの血流が不十分になるため、まず、立ちくらみやこむらがえり、筋肉痛、めまい、大汗をかく…といった症状が表れる(重症度1)。この段階での早めの対処が必要だ。悪化すると、頭痛や吐き気、不快感、身体のだるさ、虚脱感、下痢をもよおし(重症度2)、更に進めば、呼びかけに反応せず、意識障害や全身のけいれん、真っすぐ歩けない、触ると熱いほどの高体温になる(重症度3)。体調に異常を感じたら、@風通しのよい日陰や涼しい室内に避難し、衣服を脱ぎ、扇風機や団扇などで風を当てたり、濡れタオルをあてて体を冷やす、A食塩水(0.1〜0.2%)やスポーツドリンクなどで水分・塩分を補給する、B横になる時は脚を高くしておく。また、熱中症を予防することも大事。室内はカーテンやすだれなどで直射日光を遮り、扇風機やエアコンを使って暑さを避ける。こまめな水分補給も必要で、夜は枕元にも水を置いておくと良い。 |
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2009/7/6 ひと工夫でカビ防止 梅雨の湿気対策 ●東京新聞6月23日付 カビは気温25〜30度、湿度70%程度で発生しやすくなり、栄養分(有機物)が加わればあっという間に広がる。では、その防止策は…。皮脂や石鹸かすなど栄養分と水分が多い風呂場は一番のカビ発生場所。入浴後、湯船や壁に冷水のシャワーをかけることで、浴室の温度を下げ、栄養分を流し落とすと良い。更に、乾いたタオルで水分を拭き取れば効果が高くなる。キッチンでは、調理中だけではなく、皿洗いの時も換気扇を回す。これは湯を使う場合など、水蒸気が室内に広がらないようにするため。飛び散った水気はこまめに拭き取ることも忘れずに(洗面所、トイレも同様)。 部屋のなかは通気を良くするのが一番。晴れた日、勢いのある風を室内に通すには、風下側の窓を全開にして、風上側の窓をやや細めに開けると良い。雨の日は除湿機で室内を乾燥させ、扇風機で人工的に風を作る手も。洗濯物の部屋干しは部屋の湿度を高めるので避けたい。仕方なく干す場合は、空気が流れるように間隔を開けて干し、エアコンや除湿機を使って短時間で乾かす。洗濯機を使わない時は、ふたを開けて内部を乾燥させる。エアコンもカビが生えやすい。冷房を使った後は、送風運転で内部をよく乾燥させておく。 腰痛防ぐポイント 脚開き、身体に引き寄せて ●東京新聞6月26日付 専門家によると、腰痛防止には、@体重や持ち上げる荷物の重さを支える“面”を広げる、A重心がその面の内側に収まるよう作業する、B体の傾きを減らす…の3つをイメージすることが大切だそう。体重や荷物の重さを支える“面”とは“支持基底面”と呼ばれ、一般的に、両脚で立った際、接地する“両足”部分を囲った面を指す。脚を広げれば面積は広くなる。荷物や人を持ち上げる際は、その脚を広げて立って広くなった支持基底面の中に体の重心が収まるよう、出来るだけ自分の体に引きつけて持つ。面から外れたり、上半身など体の傾きが大きいと、背中や首など筋肉にかかる負担が大きくなる。これが痛みの原因になりやすいので要注意。 また、腰痛を予防するために体操をして、腰を支える筋肉をほぐしたり、鍛えたりするのも良い。緊張をほぐす体操としては、@椅子に座って両脚を軽く開き、足裏が床面にぺったりつくように腰掛ける、A横から見た時に背骨がS字になるような気持ちで、ぐっと背筋を伸ばす、B両腕を伸ばして上半身をゆっくり前に倒し、両手の先を床面につける。もしくは、あおむけになって体をねじり、右脚を左の脚の上に乗せて十秒ほどおき、反対の脚も同様にする。腰を支える筋肉を鍛える体操としては、@あおむけになって、両膝を立てる、A両腕を前に伸ばしてから、へそを見るつもりで上半身を起こしたままの姿勢を十秒くらい保つ。もしくは、@うつぶせになり、両腕を前に伸ばし万歳をする、A頭と腕と脚を少し浮かせ、十秒ほど保つ、B無理のない範囲で3〜5回ほど繰り返す。 |
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2009/6/22 納豆、寒天、バナナ… ダイエットに根拠なし ●毎日新聞5月22日付 納豆、寒天、リンゴなど、手を替え、品を替え登場する“何々”ダイエット。昨秋はテレビや雑誌などで“バナナ”ダイエットが話題になった。うたい文句は、『朝、バナナを1〜2本食べ、コップ1杯の水を飲むだけで痩せられる』というもの。痩せられる理由として、@糖質や脂肪を分解、燃焼する酵素が豊富、A抗酸化作用の高いポリフェノールが多く含まれ、細胞の活性化と代謝を促す、B食欲を抑えるアミノ酸が含まれる、C便通を良くする食物繊維が豊富…などが挙げられる。 こうした理由は科学的に正しいのか。バナナ1本(100グラム)は約90キロカロリーで、小さめのおにぎり1個分のカロリーに相当する。バナナ2本で満腹感を得て、従来の朝食に比べて、摂取カロリーを減らせば痩せられる可能性はある。ただ、バナナで朝の摂取カロリーを減らしても、昼と夜の食事で摂取エネルギーを増やせば、痩せることはない。 体重を減らすには消費エネルギー以下に摂取エネルギーを抑えるしかない。専門家は、『バナナダイエットは、バナナを食べて空腹を紛らわせているだけのこと』と話し、特定の食品を食べて痩せられると思うのは幻想だと強調。また、酵素の豊富なバナナを食べると、一緒に食べた肉類などの脂肪を速やかに分解するといわれているが、酵素は胃や腸でほとんど分解され、体内で脂肪の燃焼に関わることはないとの指摘も。『健康情報が多過ぎるために、単純で判りやすい情報に飛びつく側面がある。しかし、そもそもダイエットは簡単に成功するものではないことを知っておくことが大切』(専門家)だ。 腕時計のかゆみ 多くは金属アレルギー ●産経新聞6月16日付 これからの季節、汗をかいて、腕時計のバンドが接触した皮膚がかぶれ、かゆくなることがある。このかゆみの原因は…。専門医によると、接触皮膚炎は金属アレルギーなどの“アレルギー性”と“非アレルギー性”に分けられる。金属アレルギーは、原因物質(抗原)が汗などで溶けて体内に入り、最初は症状は起こらないものの、繰り返しの使用で皮膚が抗原に対して敏感な状態になり、その後、皮膚炎などの症状を呈する。ちなみに、ニッケルやクロムなどがアレルギーを起こしやすいのだが、それらは、デザイン上の理由(外観を白ないしは銀に見せるや耐腐食特性を持たせる必要から、腕時計によく使用されている。また、革バンドにも腐敗防止や通気性保有のためにクロムが使用されている。 一方、非アレルギー性は時計バンドと皮膚が擦れて起こる。そのため、時計バンドは人さし指が入る程度の余裕を持たせ、通気性を保つのが基本。汗をかいた時は吸湿性の良い布ですぐさま拭き取る。また、金属バンドの隙間部分などに付着した汚れには、かゆみの原因物質が含まれている可能性があるため、中性洗剤を薄めた液をつけた柔らかい歯ブラシなどで洗い落とすことが必要だ。 |
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2009/5/25 マスクは一日1枚 新型インフルエンザを防ぐ ●毎日新聞5月1日付 日本国内でも発生者が急増している新型インフルエンザ。その感染予防策である“マスク”、“手洗い”のポイントをまとめてみた。マスクは選び方、着け方を間違えては意味がない。厚生労働省の専門家会議が勧めるのは、繊維を熱や化学的処理でつなぎ合わせた不織布製のマスク。ガーゼ製は飛沫を捉えるフィルターの性能が十分ではない。不織布製マスクは主に、折り目が重なった“プリーツ型”と顔のラインに沿った“立体型”の2種類があるが、いずれでもよい。一日1枚使い捨てが原則で、着ける時は、鼻、口、あごを覆い、顔とマスクに隙間が出来ないよう調節する。フィルターに病原菌がついている可能性があるので、外す時もなるべく表面を触らずひもを持ち、捨てる時はビニール袋などに入れて袋の口を閉じる。 国立感染症研究所・感染症情報センターでは、最も重要な予防策として“手洗い”を挙げる。手洗いは石鹸を使って15秒以上こすってから流し、清潔な布やペーパータオルで水分を確り拭き取る。外出時には手を洗う場所がないことに備え、消毒用アルコールを持ち歩きたい。 干し野菜を作る 生とは違うおいしさ ●東京新聞5月11日付 日差しが強くなり、風薫る5月、ベランダで“干し野菜”を作ってみてはどうか。干し野菜は、大量に収穫される旬の食材を腐らせずに使い切る昔ながらの知恵。干すことで水分が抜けて、カルシウムや鉄分、食物繊維などの含有率が高くなり、甘み、旨みも増す。また、調理の際、火の通りが速くなって調理時間も短縮出来る。 専門家によれば、『干し野菜はベランダや室内のちょっとした日だまりがあれば簡単に出来る』。作り方は、@日差しが強く、湿度の少ない日を選ぶ、A野菜の水気をキッチンペーパーなどでふき取る、Bベランダや、部屋の隅、出窓など、日当たりが良い場所に、重ならないように並べる…だけ。干す時間は2〜3時間から2〜3日など好きなだけ。『半日程度干した“半生状態”でも歯応えの変化は楽しめる』(専門家)。長く保存する場合は2〜3日かけて確り干すこと。密封容器に乾燥材を入れて冷蔵すれば1ヵ月ほどもつ。日をまたいで干す際、夜露に当たらないように室内に取り込み、次の日にまた干す。『水気の多い野菜は、こまめにカビが生えていないかチェックする』(同)のがポイントだ。 ダイコンやニンジンなどの根菜類は皮付きのまま輪切りに。ダイコンの葉も細かく切って干せばみそ汁の具になる。ゴボウやショウガなど硬い野菜は、細切りや斜め切りにして干す。種が多い野菜はカビが生えやすいので注意。トマトは輪切りに、キュウリは縦切りに、カボチャはくし型の薄切りにして、種を取ってから干す。野菜を干す道具は、竹ざるや金ざる、かごが適している。鳥や虫よけに網目のボウルや食卓用の蚊帳などをかぶせるとよい。 |
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2009/5/4 全火災件数の2割 放火を防ぐポイント ●毎日新聞4月22日付 火災の原因で最も多いのが“放火”。総務省消防庁によると、2008年に発生した放火火災(疑い含む)は1万0,750件で全火災の約2割を占める。件数自体は2002年(1万4,553件をピークに年々減少しているが、依然として全火災の2割超を占めることに変わりない。都道府県別では、東京(1,793件)、大阪(1,080件)、愛知(853件)の順で多く、都市部で目立っている。大阪市消防局によると、放火されやすい場所の特徴は、@ゴミなど点火されやすいものがある、A人目につかない、B侵入しやすい、C地域・住人に警戒心がない…の4点。 では、どうやって防ぐのか。そのカギはこまめな見回り活動などが可能なコミュニティー作り。大阪市阿倍野区の昭和町1丁目東町会では、2003年春に連続放火の被害に遭い、それ以来、毎月2回、夜の見回り活動を続けているが、効果はてきめんで、放火は1件も起きていない。『ごみの出し方をきちんと守るとか、店の看板を深夜は片付けるとか、結局はコミュニティーがまとまって危機意識を共有出来るかどうか』(関係者)がまずは問題だ。 結核 完治のカギは服薬 ●東京新聞4月24日付 某人気芸人の発病で注目が集まった“結核”。結核は結核菌に感染して起こる感染症で、9割以上は肺に感染し発病、咳やたんが止まらなくなり、悪化すると死亡する。 感染源は“人”。結核菌は人のくしゃみや咳の飛沫に含まれ、それを吸い込んで感染する。人から排出された後、水分が無くなっても空中に漂うが、物から人へ感染することはない。菌は紫外線で死ぬが、日光が当たらない冷暗所なら3〜4時間は生きるといわれ、『換気の悪い密閉された室内で不特定多数の人がいる環境は、感染のリスクが高まる』(専門家)。 感染しても発病する人は約1割。菌の増殖が遅いのが特徴で、吸い込んだ菌が定着するまで約2ヵ月かかる。感染してから発病するまで、多くは半年〜2年かかり、中には数十年後の発病例もある。 発病は過労やストレス、過度なダイエットや栄養摂取不足、糖尿病や膠原病、HIVウイルス感染などによる免疫力低下などが引き金になるといわれる。 治療は服薬。4種類の薬を6〜9ヵ月間飲み続ける。服薬開始後、約2週間で菌の数はぐっと減るが、たんに菌が出て周囲に感染させる状態が続く間は入院して治療する。入院期間は症状により2〜4ヵ月。治療費は公費助成があり、患者の自己負担は入院中はゼロ、外来は薬や検査代などの5%。 処方通り服薬すれば治るが、『薬を途中でやめたり、不規則な飲み方をすると、薬が効かない薬剤耐性菌が出来、治療が長引く』(専門家)ので要注意。早期発見をすれば本人も治るし、周囲にも広がらない。2週間以上続く咳やたん、微熱、胸の痛みがある場合は、専門の医療機関を受診したい。 |
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2009/4/20 手や膝に出来る突起 ガングリオンとは… ●東京新聞3月27日付 手の甲や指のつけ根あたりに、小さな突起が出来ることがないだろうか。例えば、ある会社員男性は3年ほど前から、手の甲側の手首に近いところに小さなこぶができた。直径1.5センチ、高さ5ミリほど。コガネムシが中に入っているような形で、触るとコリコリと硬い。専門医によると、これが“ガングリオン”という腫瘤。ちなみに、『がん』ではない。出来る部位は、この会社員男性のように手の甲側の手首付近が大半で、約7割といわれる。ほかに手のひら側の手首近くや、腕、手の指のつけ根にも米粒大のものが出来たり、膝の裏側に出来ることもある。関節の周りには、それを包んでいる袋状の組織がある。それが変化して茎を伸ばし、袋状組織の中を満たしている体液の一種、滑液が流れ出て溜まり、ガングリオンが出来る。軟骨に栄養を与え、潤滑油の働きをする滑液は、ガングリオン内ではゼリー状になって固まりやすいそうだ。専門医によれば、『痛みがない場合、放っておいて様子をみても問題はない』とのこと。注射器でゼリー状物質を吸い出す治療法はあるが、ふくらみが元に戻っても、再び出来ることがあるそうだ。稀に、痛みやしびれを感じる時は、手術が必要になる。指のつけ根に出来て手を使うときに当たって不便が生じたり、腕に出来てひじの内側にある尺骨神経を圧迫するような場合だ。手術はできるだけ茎の根元から取り除くことになる。なお、ガングリオンが出来る原因や理由は不明だ。 ベランダで家庭菜園 上手な栽培法 ●東京新聞4月6日付 ベランダで野菜づくりを楽しむ人が増えている。でも栽培は難しく、枯らしてしまったり、実がならないなど失敗続きの人も多いはず。では、“上級者向け”とされるトマトやナスのベランダ栽培法とは…。まず、野菜づくりで重要なのは十分な日当たり。ベランダの向き、階数、鉢を置く位置で日当たりが変わるが、トマトやナスの場合、少なくとも午前から午後にかけて4〜5時間は直射日光が当たる環境が必要だ。培養土として、専門家は、軽い宮崎県産の日向土の使用を提案する。長さ45センチ、深さ12センチの浅いコンテナを併用すれば土は10リットルほどで済む。トマトやナスの苗を植える際、根の土を洗い流してから、先端から3分の1を切る。これは、根を刺激して発育を促すため。根を放射状に広げて植えつけるが、日向土は乾燥しやすいので、わらなどで土の表面を覆うことを忘れずに。なお、トマトは乾燥した状態を好むので水やりは最低限に抑える。本葉のつけ根から出るわき芽は取り、幹を太く育てるのがポイント。一番の実がなったら、液体肥料を週に一回やる。ナスは、トマトと逆で水が不足すると、実がつきにくくなる。水やりは朝夕一回ずつ。トマトやナスなど夏野菜は5月ごろから苗が出回り始めるが、寒さには弱い。温度が低い日の夕方から室内に入れるなど保温対策も忘れないようにしたい。 |
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2009/4/6 マラソンしながらピクニック 新しい走りを楽しむ ●東京新聞3月31日付 世間は空前のマラソンブーム。老若男女が各種大会に参加し、記録更新を目指して激走している。その一方で、競争せずに観光地や町中を走る“マラニック”も人気だそう。“マラニック”とは、“マラソン”と“ピクニック”とを組み合わせた造語。競争することなく、決められたコースの完走を目指す“楽しく走る”を意識した競技だ。三月中旬、東京・麹町の『ランナーズステーション麹町店』主催したマラニック『JR山手線一周ラン』は、2回の日曜を使って山手線を一周。走るペースは1キロ約7分と、ゆったりおしゃべりしながら走れるペースで、大勢の人で混み合う街(渋谷など)を抜ける時は周囲の迷惑にならないようにウォーキングに変える。このマラニックを主催したランナーズステーションは、昨年春から『東京都内を楽しく走る』をテーマに、神田川ラン、下町ランなどを企画。毎回20人前後の参加があり、人気が定着しつつある。また、全国各地でもマラニック大会が開催され、参加者も増えている。ただ、マラニック大会は舗装していない山道などを走る場合も多いので、日頃のトレーニングは欠かせない。また、『つらくなったら歩いてもいい。無理をしないことも大切。途中で戻る時のために、交通費として3,000円ほど持っておくと安心』(関係者)だ。 口腔がん 早期ならほぼ機能維持可能 ●毎日新聞3月31日付 口腔がんには、がん患者の1〜2%を占める“舌がん”をはじめ、口腔底がん(舌と歯茎の間に出来るがん)、歯肉がん(歯茎のがん)、頬粘膜がん(頬の内側の粘膜に出来るがん)、硬口蓋がん(口の天井部分に出来るがん)…などがあり、合計で毎年約8,000人が発症している。半数が亡くなり、最近10年間で患者数が倍増した。約7割が進行がんとして発見されており、歯肉では6%、頬粘膜で8%、最も発見しやすい舌でも23%しか早期発見されていないのが現状。しかし、早期発見すれば、食べることなどの機能を失うことはない。では、発見のポイントは…。 口の中は自分で見ることが出来、知覚も敏感。そのため、自分で前がん病変やがんを見つけることも出来る。まず、口内炎のような症状が長引けば要注意。通常の口内炎なら、塗り薬や殺菌治療で数日から2週間程度で治るからだ。また、口内炎と外見上、違いが見られる場合もある。具体的には、@しこりや腫れがある、A痛みがある、B赤い斑点(紅板症)や白い斑点(白板症)がある、C場所が判らない出血がある、D歯のぐらつきが3週間以上続く…などの症状があれば注意する必要がある。 専門家は、月に一回程度の定期的なセルフチェックを勧めている。チェックする際は、鏡とライトを用意し、手を良く洗い、うがいしたうえで、歯肉や口のなかの天井部分、『あー』と声を出しながら喉の奥、舌を指でつまみだして横や裏といった箇所を確認する。更に、首や下あごにこぶ状のものがないかも触って確認する。 |
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2009/3/16 我慢より調理で工夫 食事のカロリーを減らすコツ ●毎日新聞3月10日付 薄着の季節を前に、ダイエットを考えている向きもあろう。そこで、食事のカロリーを減らすコツとは…。専門家は、『計算上は1日500キロカロリー減らせば、1ヵ月で2キロの減量が可能。“5ヵ条”を頭の片隅におき、少しずつ取り入れてみては』としている。その“5ヵ条”とは、@調理法を工夫する(カロリーの多い順に、揚げ物>炒め物>焼き物=煮物>蒸し物)、A油の使用量を出来るだけ控える(油は1グラム=9キロカロリー、代わりに出汁や香辛料を使う)、B素材を上手に選ぶ(肉は脂肪分の少ない部位を使う)、C大豆製品、野菜やキノコ、海藻類を取り入れる(キノコはかさ増しに大活躍、鶏肉は100グラム=200キロカロリーだが、豆腐だと70〜80キロカロリー)、D調味料のエネルギーを知る(それぞれ大さじで、マヨネーズ84キロカロリー、みりん42キロカロリー、上白糖35キロカロリー、みそ35キロカロリー、トマトケチャップ19キロカロリー)。 関東はマスク派 花粉症対策 ●毎日新聞3月8日付 ウェザーニューズが男女約2万5,000人を対象に実施した花粉症対策の調査で、マスクで対処する人が関東地方に集中していることが分かった。同社の携帯サイト利用者に対して、花粉症対策(複数回答)とそれにかける費用を尋ね、回答者の居住地ごとに集計。その結果、『マスク』を挙げた人が最も高かったのは茨城で61.4%、続いて神奈川61.1%、千葉60.8%、東京58.6%と、上位に関東の各都県が入った。『薬』は鳥取、『目薬』、『食べ物』、『飲み物』はいずれも秋田が1位だった。また、対策費用が最も高かったのは青森で、1ヵ月当たり2,380円。最下位は青森の隣の秋田で1,091円だった。 足元ご用心 つめケアが歩く力に ●東京新聞3月4日付 足つめは指先を保護するだけではなく、指の力を強くさせ、体のバランスを取る役割を担う。そのため、変形や肥厚、巻きつめ、つめの水虫といったトラブルを放っておくと、『つめの痛みで歩きにくくなる⇒ひざや腰に負担がかかって痛みが生じる⇒歩くのが面倒になる⇒筋肉が衰える』といった負の連鎖で、歩行に影響が出てくる。従って、末永く健脚でいるためにも、足のつめケアは大切。家庭で出来るケアとしてはまず、『足を清潔にする』ことが基本。足の裏は身体で一番汗をかく場所。毎日洗い、週1回は柔らかい歯ブラシで石鹸を泡立て、つめの周囲だけでなく、つめ先と皮膚の間も洗う。洗い流したあと、指の間などしっかりふき取り、保湿クリームを塗ることも大切だ。つめを切るのはつめが軟らかくなる入浴後。切る際は、『足の裏側から見るとトウモロコシの粒のような足指の形に合わせて切る』。爪切りは歯の形状がまっすぐなものを使う。一般的な爪切りは歯がカーブしているので、足つめには向いていない。 |
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2009/3/2 洗い過ぎは逆効果 花粉症でかゆい目 ●東京新聞2月13日付 スギ花粉が舞う花粉症の季節、目のかゆみや充血に悩まされる人も少なくない。そこで、目のケアの注意点をまとめてみた。まず、花粉飛散時、目を洗う人は多いが、これがトラブルのもとになる可能性も。というのも、洗い過ぎると、目を保護している物質まで洗い流され、目に傷が付き、傷が増えると、灼熱感を持ったり粘膜が弱くなったりして、花粉症の症状が出やすくなる。また、洗眼剤に入っている防腐剤が目に刺激を与えることもある。恒常的に洗うよりも、花粉が入ったと感じた時だけ、防腐剤の入っていない刺激の少ない目薬をさすなどして流す方がいい。コンタクトレンズ使用者は、目ヤニや花粉がレンズを汚し、症状を悪化させる原因にもなるので、本来は眼鏡にかえることが望ましい。ただ、どうしてもコンタクトレンズを使用するならば、ハードレンズは洗浄専用液で確りこすり洗いして花粉を落とし、ソフトレンズは一日使い捨てタイプを使用し、かゆくなったらすぐに取り換えるようにしたい。なお、市販されている花粉症専用目薬は、通常、ソフトレンズには使用出来ない。これは、レンズが目薬の成分を吸着するなどして目に影響を及ぼす危険性があるため。コンタクトレンズユーザーは、レンズを外して点眼し、5〜10分あけてからレンズを装着したい。 急激な温度変化避ける 今冬の霜焼け対策 ●毎日新聞2月16日付 霜焼け(しもやけ)は、局所的に起きる軽度の凍傷で、凍瘡(とうそう)とも呼ばれる。耳たぶや鼻先、手足の先などの末端部分に出来やすい。寒い場所では末梢血管が収縮して血流が悪くなり、再び暖かい場所に移動した時、収縮していた血管に一時的に大量の血液が流れ込むことで血管が広がる。これを繰り返すことによって炎症を起こしたもので、赤く腫れ上がったり、ムズムズかゆい症状が表れる。専門医によると、『一日の寒暖差が10度以上になると出来やすいといわれ、皮膚の表面温度の変化、室内外の気温差が大きいと発症しやすい』とのこと。予防法はまず、急激な温度変化を避けること。手袋だけでなく、無防備になることが多い耳には耳当てを着用したい。特に冷え症の人は徹底したいところだ。皮膚を濡れたままの状態にしておくことも、表面温度を急激に下げることになるので要注意。また、冷えた体のまま、一気に高めの温度の風呂に入ることも避けたい。そのほかに、『帰宅時には、手足など冷えた部分をマッサージして徐々に温度を上げる(クリームを使うと効果的)』、『汗をかきやすい人はこまめに汗を拭いたり着替える』、『足先が蒸れにくい5本指のある靴下を履く』、『足を締め付ける靴や化繊のタイツなど蒸れるものは避ける』、『バランスの良い食事をとる。特に血液をサラサラにするような青魚やビタミンEを摂取する』…といった点に注意したい。なお、『霜焼けは冬季だけではない。夏の冷房が原因になることもあり、季節の変わり目も注意が必要だ』(専門医)。 |
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2009/2/16 浄水器を選ぶポイント 目的を絞り品質表示確認 ●毎日新聞2月2日付 暮らしに欠かせない水。より安全・安心や満足感を求めてキッチンに浄水器を設置する家庭が増えている。浄水器は水道水に含まれる残留塩素や濁り、水道管の老朽化による鉄さびや一般細菌などを活性炭や中空糸膜などのろ過材を使って除去・減少させる器具。1990年代に各家庭に普及し始め、現在は10種類以上の物質を除去する商品も登場している。選ぶ際に必ず確認したいのが、家庭用品品質表示法に基づく品質表示。浄水器では日本工業規格に定められた方法で試験を行い、濁りや塩素など除去対象物13項目がどれほど除去出来るか、カートリッジ交換時期の目安なども明示する必要がある。これらの性能比較が選択材料の一つ。浄水器メーカーでつくる“浄水器協会”では、『@使う目的を絞り込む、A家庭用品品質表示に基づく表示のあるものを選ぶ、B浄水以外の効果をうたうものを簡単に信じずに必ずデータを確認することが大事』(同協会専務理事)としている。また、『水道水は安全だが、集合住宅の貯水槽や水道管に問題があれば水質にも影響する』、『活性炭と中空糸膜を持つ浄水器ならば、残留塩素とトリハロメタンは十分に取れる。高価なものは必要ない。テスト結果の明示された信頼出来るメーカーの商品を薦める』(同)としている。 むずむず脚症候群 夜眠れない… ●東京新聞2月6日付 眠りに入る時やじっとしている時など、主にふくらはぎの内側に不快を感じ、脚を動かさずにはいられない症状が“むずむず脚症候群”。有病率は人口の2〜5%といわれ、睡眠障害のなかでも睡眠時無呼吸症候群とほぼ同じ数字。50〜70歳代の、男性より女性に多い。問題なのは、同症候群によって不眠となり、QOL(生活の質)が低下すること。症状が強まる夜間、歩き回ったり足踏みしているうちに十分な睡眠がとれなくなる。結果、日中の眠気を引き起こし、仕事や家事に集中出来ないなどの弊害や、長時間の移動、会議が苦痛になる。特定の原因がないケースがほとんどだが、妊娠や鉄欠乏、腎不全などのほかの疾患によって起こる例もある。原因は、手足の運動機能を円滑にする神経伝達物質“ドーパミン”が上手く機能しない障害と考えられている。診断には、国際的なむずむず脚症候群の研究グループが作成した4つの基準が使われる。@脚を動かしたい欲求が脚の不快な感覚によって起こる、A静かに横になったり安静にすると起こる、B運動によって改善される、C日中より夕方や夜間に起こる…を満たしていれば診断がつく。また、脳波を測定する“終夜睡眠ポリグラフ検査”で、足首をピクピクと繰り返し周期的に動かす“周期性四肢運動”が確認されたり、家系内に発症履歴があることなども診断を助ける。なお、治療には薬物療法があるが、軽症ならば非薬物療法で症状の改善も。具体的には、@カフェインをやめる、A禁煙禁酒、B適度な運動、C鉄分補給…といった方法がある。 |
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2009/2/2 乾燥、角質化など症状で… 肌クリーム ●毎日新聞1月16日付 乾燥する冬に薬局にあふれるほど並ぶスキンクリーム。種類は大きく@尿素系、Aかゆみ止め系、Bビタミン系、C保湿系に分類される。肌の症状に合った上手な選び方を知って対処したい。 まず、@の尿素系。手足の指やひざ、かかとなどの肌が角質化している時に良い。角質化とは皮膚の表面の角質層が硬くなり、ごわごわした状態だが、尿素はその角質層を溶解させる働きと保湿効果があるのだ。ただし、唇や目もとなど皮膚の薄いところは避けるほか、肌に傷がある場合もしみるので避けるべき。 次に、Aのかゆみ止め系。乾燥した肌はかゆみを伴うことが多いので、かゆみを抑えたい場合は、クロタミン、ジフェンヒドラミン、リドカインなどかゆみ止め成分を配合したクリームが良い。赤味のある炎症でかゆみが強い場合は、炎症を静めるグリチルレチン酸配合のクリームが良い。 Bのビタミン系は、全身がカサカサしたり、指にしもやけがある場合に適している。ビタミンEに血行を促進させる働きがあるので、血液の循環が悪く、手足が冷えているような時や、皮膚がかさついて眠れない時にビタミンE配合のクリームを試したい。 最後に、Cの保湿系。全般的に皮膚がかさかさした場合は保湿クリームで良い。保湿成分には油のワセリン、ヒアルロン酸、スクワランなど様々あるが、あまり成分にこだわる必要はなく、使ってみて自分の肌に合うものが良い。 なお、クリームを塗るのは風呂上りが効果的。風呂に入ってから床につくまでの時間が長い場合は、寝る前にもう一度塗る。クリームを塗る回数は1日3回程度が理想。2回目の塗布は1回目の4倍、3回目の塗布は1回目の10倍程度の保湿効果があるため、こまめに塗る方が効果的という。また、専門家によれば、『ニキビの出来やすい人は、ニキビ穴に詰まりやすいジェル状クリームよりは、化粧水を使う方が良い』ともしている。 免疫力に影響!? 睡眠不足 ●毎日新聞1月23日付 睡眠不足だったり、眠りの質が悪いほど風邪を引きやすいことが、米カーネギーメロン大などの研究チームが実施した調査で判明した。調査は2000〜04年、公募に応じた健康な男女153人(21〜55歳)を対象に実施。睡眠時間のほかに、熟睡度を測るためにベッドで寝た時間を2週間にわたって調査。その後、風邪の原因ウイルスを含んだ点鼻薬を投与、約1ヵ月後の症状や血液検査による感染症状を調べた。その結果、睡眠が7時間未満の人では8時間以上の人に比べて風邪をひいた人の割合は2.9倍も高いことが判った。また、ベッドで寝ている時間の割合が92%未満の人では、大半をベッドで就寝している人に比べて5.5倍も多かった。体重や社会的地位などの因果関係は認められなかった。風邪を引きやすい状況になっても、十分で質の高い睡眠をとっていれば発症しにくいことをうかがわせる結果だ。 |
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2009/1/19 低体温 体を冷やさない生活で改善 ●東京新聞1月9日付 手足が冷えたり、むくみやすい。そうした慢性的な体の不調を感じたら、平熱が低い“低体温”が原因かもしれない。低体温は、平熱が36度以下の人をいう。冷え症は体の末端に血液が巡りにくくなるだけで、手足の先が冷えるため自覚しやすいが、低体温の場合は、体の内部や全体が冷え切るため、自覚しにくいのが特徴。従って、『自分では冷えていないと思っていても、低体温になっているかもしれない』(医師)。 食べ物を消化したり、栄養として体中に行き渡らせる酵素が活性化するのは、体温が36.5〜36.7度ぐらいといわれている。体温が下がると、こうした働きが弱まり、基礎代謝や免疫力も弱くなる。そうなると、疲れやすくなったり、胃腸が弱まって下痢をしやすくなったりする。肌荒れや吹き出物などの皮膚トラブルも起きやすい。更には、がん細胞が体温35度以下で活性化し、増殖するといわれている。とにかく、低体温には注意が必要だ。 対策は体を冷やさないこと。体の外から冷やさないために、冬は肌を露出する服装を避け、冷えやすい首や腹、足首は、マフラーを巻くなどして温める。また、体を温める食材も有効。体が冷えたら温めることも大切で、週に1〜2度ほどは風呂で38〜40度のお湯に20分くらいつかり、ゆっくりすると良い。風呂から上がると湯冷めしないように、靴下を履いて冷やさないようにする。 マスクの正しい着け方 1日1枚使い捨てで ●毎日新聞1月13日付 厚生労働省の専門家会議が昨年11月、報告書『新型インフルエンザ流行時の日常生活におけるマスク使用の考え方』をまとめた(※内容はインターネット上で公表)。インフルエンザの直径は0.08〜0.12マイクロメートル(マイクロは100万分の1)で、市販のマスクの目(約5マイクロメートル)よりはるかに小さい。しかし、ウイルスは単独で空気中を漂わない。唾液などと一緒に約5マイクロメートルの大きさの飛沫となって、人から人に感染する。咳やくしゃみが出る人は感染拡大防止のため、マスクをしたい。専門家会議でも、『マスク着用で飛沫を完全に吸い込まないようにすることは出来ない』と限界を認めたうえで、接触感染を防ぐために、着用を勧める。 ただし、マスクを正しく着けることが前提。顔とマスクの間に隙間があると、フィルターを通過していない空気が多く流入する。従って、上下表裏を確認したうえで、鼻、口、顎をしっかり覆うように密着させる。着用するする種類は、熱などで布状にした不織布マスクが好ましい。医療従事者用に、0.3マイクロメートル以上の粒子を95%以上防ぐ規格に合格した『N95マスク』が市販されたが、正しく装着するのが難しいうえ、密着性が高く呼吸しにくい。厚生労働省は、『不織布マスクを1日1枚の使い捨てで使うのが望ましい。家庭で1人当たり20〜25枚備えておいてほしい』としている。 |
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